複雑・ファジー小説

Re: ムウは二人いる。  ( No.256 )
日時: 2011/09/20 22:25
名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)

爆音が響く。
そして、パーンという乾いた音もする。
「な、なんだ」
カマキリは音のした方へ走っていき、ヒョウはそれを睨むように見る
「何だ?この気配…」
目を細めるとすばやくヒョウは動いた。
その後から、ヒュン、という音がヒョウのいた場所から聞こえた。
「あー♪はっずれたー」
楽しそうに刀を振るったのは、mete-☆
「はずすなっつーの!」
その後ろからリオンが銃を向ける
「多勢に無勢だ…ゆきりん様!あの二人を呼んでください」
「へーい、了解」
ゆきりん様が…なんか…男っぽい口調になってしまっておる…
「一人称〜。言葉ノ綾〜」
「「はい、なんでしょう」」
ゆきりんの隣に降り立つのは、一人称、言葉ノ綾
「あいつらに手助けしてやって」
「「了解!」」
二人は元気にかけていき、
「おっ!くるか?………………ぎゃァぁァぁァぁ!痛って!かむな!」
希美の手に噛み付いた!
「ひゃひゃヒュもヒュか!」(離すもんか!)
「しょしゅだ!しょしゅだ!」(そうだ!そうだ!)
一見、変な喧嘩をしているようにも見える。
「兄貴ぃぃぃ!!!」
そこへ、一番厄介な奴、カマキリが乱入してくる
「うるさいよん☆」
ぼかっとmete-☆がカマキリを叩くと、倒れた
「意味ねぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ヒョウ、絶叫
そして、三人だけで制圧できたのだった。
一人称と言葉ノ綾はさっと逃げた、ゆきりんは隠れた
残るは二人の男
「どーやって料理しようかなーっと」
鼻歌をしながらリオンはmete-☆の刀を振りまわす
まさに、地獄とはこのようなことだと、カマキリは思ったのだった。