複雑・ファジー小説

Re: ムウは二人いる。  ( No.271 )
日時: 2011/10/19 23:01
名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)
参照: 眠い…

「カマキリ」
「はっ」
ムウ2はリオンたちと戦った後、カマキリを呼んだ。
「ヒョウは?」
「ここに」
ムウ2の後ろにいつのまにかヒョウも立っている。
「最悪だね、あんたら、うちのいない間、何にもしてない、死んだら?」
と、平然と毒を吐く。
「一人称、言葉ノ綾、ゆきりん、にも逃げられた。未来から呼ばなくてはね」
言葉がどんどん冷たさを増す。
「陽炎七人衆を呼ぶよ、あんたらは御終いさ。どうする、あんたら?」
「もう一度、機会を下さい」
「で、失敗したら?」
「その時は…死ぬまでです」
ムウ2の目に妖しい光が帯びた。
「なら、依頼だ、お前らは、ムウを殺せ」
「え、しかし…」
「私の依頼が聞けないと?!」
びくり、と体を震えさせる二人。そんなにムウ2が恐いようだ。
「…わかりました。殺してきます」
「その意気だ、失敗するなよ」
そういうと、ムウ2は消えた。文字どうり、消失したのだ。
「さすが、ムウ2」
カマキリは感心するばかりであった。

そして、陽炎七人衆とは?
次回、または次々回書きます(多分)