複雑・ファジー小説

Re: ムウは二人いる。  ( No.96 )
日時: 2011/06/11 22:00
名前: ムウ (ID: 8Xw8uslB)

〜朝〜
ニュースアナウンサー『現在、6時です。テレビの前の皆さんおはようございます』
ムウ「おはよー」
アナウンサー『昨日、夜11時に……さんの家に泥棒が入りました』
ムウ「ふーん」
アナウンサー『その泥棒は…さんのお宅の娘さんに暴行を加え、逃走したそうです』
ムウ「可哀想」
アナウンサー『あっ!情報が入りました。犯人は…さんの娘さんをどこかに連れ去ったようです』
ムウ「え!!ひっど」
アナウンサー『…さん、そのお宅の前に行って見ましょう!』
パッと場面が変わり、外になる。
アナウンサー『こちらは、…さんのお宅の前です。ピーガガアア』
ムウ「ん?」
アナウンサー『ガ、ギギギギギ』
ムウ「壊れた?」
テレビは一瞬真っ暗になり、
『我らは夢寐(ムビ)なり、ムウ、お前の仲間を殺す』
と、音声が流れた。
ムウ「なっ!!」
その後、テレビは元に戻った。だが、
ムウの心は今の事で暗くなった。いったい、なにが…私の知らない所で…ムウは寒くなった。