複雑・ファジー小説
- RPGごっこ ( No.2 )
- 日時: 2011/05/13 19:20
- 名前: 流羽 (ID: fhGKSFmU)
Ⅱ『ようこそRPGの世界へ! …は? プレイヤーはあなた自身ですよ!?』
———下校中———
「あーっ!! クソッ! …神様が こんなすごい願い叶えてくれるわけねーじゃん 俺バカ!?」
神様が願いを叶えてくれるようなことは どれも小さな事だ
人を生きかえらせたり 世界を変えたりなんかしてくれない
でも時々 欲望に負けて神様に甘えてしまう
あーあ… あきらめるしかねーのかな
そう思っていた時
すでに運命が変わっていた
足もとから光がでている これは ———星?
!???…??!???!!☆★笑笑キターーーー!?(°∀°)/ ?
「ってはぁ!? なんなんだよこの星! フツー地面じゃなくて空にあるだろ!?」
1人で星にツッコんでしまった…
ピキ…ッ
突然地面の星が消え ノイズ状態になった
いつのまにか地面だけではなく まわりがすべてノイズ状態に
何なんだよこれ… やべぇ気持ち悪くなってきた
ノイズの中から突然 変なのが出てきた
………ピエロだ
「あれぇ 気分悪そうだねぇ よし! じゃあ〜 寝よっか! うん それがいいよ バイ×2(笑!)」
「はぁ!? てめ…っふざけんな!!! おい! ぉぃ…」
意識が…———
寝てしまった そのままバタリと
どうなるんだろうな ああ もうしらね
でも今のって すごくファンタジ…っ!?
………
———数分後———
パチ…
…あれ? ここどこだよ 会議室?
にピエロが… 2人!!?
1人は男性(若そう) もう1人は年とったおばあさん
2人とも… いい歳して何やってんの
「あ…あの!『うわっ 起きたの!? バカだねぇ』
ひ…ひでぇ
人がしゃべってる時に なんてババァだ
「あぁあ ごめんねぇ その人は ピエロの中でも立場的に一番えらい ピエラ様
ワタクシはピマロという名ですからねぇ よろしくぅ」
なんかこの人 のろのろしたしゃべり方だな
「はあ… よろし『元気がないねぇ キャハハ(笑) バカかねぇ』
だから人の話を聞け
どうやらピエラさんの方は「バカ」と「ねぇ」がくちぐせらしい
「まあ… そのなんだろうねぇ あのゲームに参加するのには
少しキャラが弱すぎたんじゃないかねぇ バカだしねぇ キャハハ!」
ひでぇな これ
「…"あのゲーム"ってなんだよ」
「あぁあ そうそう説明だっけぇ? ん〜っとね とりあえず
———ようこそRPGの世界へ!」
「…はぁ? RPGの世界? あ…! ここゲーセンか! RPGしかないんだ へぇめずらしいな …ゲーム機どこだ?」
「キャハハハハ!!! バァァァカ野郎!! バァカ! こいつ本物のバカだねぇ!」
「…は? プレイヤーはあなた自身ですよ!? 命がけでがんばってもらいたいんですケド」