複雑・ファジー小説
- Re: 復讐 5年の歳月を経て… ( No.3 )
- 日時: 2011/07/04 07:54
- 名前: コーダ (ID: kY71cFa4)
木葉家兼赤紅最高裁判魔法管理事務所というのは、一体どんなところなのかは、書籍で読んだだけだが、知っている。
その昔魔法が発展した時代があった。人々は魔法が使えると便利といって、流行に乗りたくさんの人達が魔法を覚えていった。
しかし一部では、問題も発生する。覚えた魔法で相次ぐ犯罪だ。
非常に力のある魔法なら、一般人が受けると即死亡という、残酷な犯罪が長い期間続く。だが、この手の対処方法が、まだ法としてなりたっていないので、人々はどうして良いか分からず、ただ黙って死を待つだけだった。
するとそんな残酷なことをとめようとした人物が居たという。
その名は木葉 綺駒(きく)という女性であった
綺駒はまず法を考えた。そして人々に言い伝えそれが採用。
すると、人々の士気はとてもあがり、綺駒のために立派な裁判所を建てた。
余談だが、外装は修繕してあるが、内装は当時のままである。
そして法は一気に活用されていき、たくさんの人を殺していった犯罪者が、この裁判所に連行され重い罰を受けた。
その時の罰が裁判式魔法だった。綺駒も1人の魔法使いだったので、魔法くらい朝飯前である。
そして行った罪の重さに比例して、重い罰(魔法)をした。
こうして赤紅最高裁判所ができあがったが、さらに綺駒は、魔法の扱いを見直すという事で魔法のランク付けを行った。
ランクが高い魔法を使用すると、報告書を書かされるという新たな法を作り、魔法の治安を一気に良くした。
もちろんその管理は赤紅最高裁判所が行った。
こうして出来上がったのは、赤紅最高魔法管理事務所であったが、これが浸透したときにはもう綺駒は、他界して新たな後継者に繋がっていった。
どうしてこんなお偉いさんの娘が、このド田舎で遊んでいたのか不思議に思う東牙は明日から調査を始めた。