複雑・ファジー小説

Re: 俺様の勇者伝説 第十九話 なんかやってる ( No.106 )
日時: 2011/07/05 20:06
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)

前回、若干危ないかんじになったメリルはとりあえず走ってた。
「なんか、こう・・・このなかで強いのはだれだ!みたいなのやってねぇかな〜。」
メリルはそういいながら走っていると、向こうで人込みが見えた。
「なんだ、ありゃ。」

—皆さん!この町一番の強い者になりたくはありませんか?—

「???」

—今回、この町一強い者を決めますよ!エントリーしたい方は是非来てください!—

「!のったぁぁあああああ!!」
メリルは走って人込みまで行き、どこからか用意されたエントリーする用紙に自分の名前を書き、提出した。
「ほい。何時からだ?」
「午後1時からです。」
「ありがとう。」

ちなみに今は午前の10時である。

「ふふふ・・・楽しみだぜ・・・。」
メリルは嫌な笑みを浮かべ、自分の剣を手入れした。


そして1時。

司会が何かを喋っている。

メリルは聞いていない。

「今回エントリーするのは・・・この8人だぁ!

まず、NO.1!ライヒさん!
「一瞬で勝って見せます」と言っていますが、去年一昨年と一回戦で負けています!

次に、NO.2!レイミさん!
ライヒさんのお姉さまですが、その強さはいかに・・・。

NO.3!ミロカロス13さん!
運動もロクにできないのに出場したらしいですよ!

NO.4!クルミさん!
おぉっとぉ!これは見事なボンッキュッボンッだぁ!
レイミさんが自分の胸を見ながら何か言っています!

NO.5!リーフさん!
クロス作品から登場!自然の神らしいですが・・・。

NO。6!河都海さん!
またミロカロス13の二次元小説の主人公だ!
ケーキ屋のはずですが・・・?

NO.7!ゼロさん!
国専属の殺し屋ですね!こんなところでなにしてるんですか!

そして最後に、NO.8!メリルちゃん!
んん?くんか?まだ10歳にも満たない子供ですが・・・?

メリルはゼロがいると聞き、少し安心した。
今まで姿が見えなかったのだ。あたりまえだ。
だがメリルはまた少し不安になった。

なんでこんなところにいる貴様・・・と。

第十九話 完