複雑・ファジー小説

Re: 病院の奇跡 ( No.1 )
日時: 2011/07/01 15:51
名前: 菫ーsumire- (ID: NPAG/Rk4)

プロローグ

あの日、あの時、あの場所で。

人生の終わりが来るはずだった。

友達なんか。家族なんか。

「大嫌い」だったはずだった。

でも、あの時。

「大嫌い」が「大好き」に変わっていた__________

Re: 病院の奇跡 ( No.2 )
日時: 2011/07/29 17:23
名前: 菫ーsumire- (ID: NPAG/Rk4)

一話 「命」

「今日の最高気温は39度・・・・」

下の階の人が見ているのだろうか、天気予報が聞こえる。
こんにちは、私美空 結衣。心臓病だ。
今から、人生を断ち切るつもり。

39度なんて・・・今年の最高気温だ。
私の死を、空が喜んでいるんだろう。

カシャン・・・

網を乗り越える。

「こんなの、らくらくだし・・・」

「美空さーん!」

やばい。下で看護師さんがよんでいる・・・

発作も、大丈夫か心配。目をつぶり、耳をふさいでたって落ちれば・・・なんて。

発作起こした方が気持ちよく死ねるかもね。

看護師さんが病院の中へ入る。

チャンスだ。

パッ

ゴォォォォォォォ・・・・

風が気持ちいい。

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・い?」

聞き覚えのある声がする。
これが、走馬灯というの?

「・・・・・ん、・・・・・・い〜・・」
「お・・・・・・・よ・・・・・」

「わ・・・・」

美羽。大樹。助けて____________

「結衣!!」

最後に、みんなが私を呼ぶ声が聞こえ、私は、気を失った。


            ☆


Re: 病院の奇跡 ( No.3 )
日時: 2011/08/04 13:12
名前: 菫ーsumire- (ID: NPAG/Rk4)

2話

パチ☆

と、(マンガみたいな目の覚め方はおいといて、)私は目が覚めた。

「あああああああああああーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

病院が壊れそうな大声。親友の立花 美羽だ。
美羽・・・興奮するなよ・・・発作起こしそうだった・・・

「目が覚めたのカ?そうなのカ?(・ω・)」

・・・・・(^ω^;)
壊れている・・・(作者に何かあったのか←)

「だだ、大丈夫ですかっ!?」

ヘタレで有名な桜井 零斗。

「美咲ぃ〜、ビックリしちゃったぁ〜・・・・」

自称「有名女優」の早坂 美咲。(駆け出し女優?)

「おい、覚えてるか?」

いとこの香川 大樹。
みんな来てくれたんだ。

「あ、結衣!」

義理のお父さん。(院長)

「そうそう、飛び降りでショック受けてて・・・なんと、退院できるよ!!」

「・・・・え・・・?」

なんか初めと違う方向に・・・行ってる?

          ☆

(このお話はフィクションでございますb
心臓病なんて名前と発作起こるぐらいしか知らねえorz)