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〜第六話〜　死神の笑顔
「はぁ…」

ため息とまんねぇ

「……」

であっちも黙りこくってるし

「あのぉ…毒はどこか言いなさい」

急に切り替えて言う苺野原

「うぅんとこの際いいか…今日打ち上げられる花火全部に」

「えぇ！じゃぁあなたはどうするんですか！？打ち上げまであと五分ですよ！」

いまごろかよ

「死ぬんじゃない？まぁ死ぬ時可愛い娘と一緒だから」

さてどうする？

「バ…そんな…ふざけないでください」

おいおい赤面かよ何か投げつけてきたし紙なになに？

「請求書？」

「あぁ！？見ないでください…」

「なになに…えぇとワインタル五個と花火ぜんだん…！」

「見ないでください…」

ちょ…ちょっと…待て

「これいつの？」

「今日です…今日の正午あたりにワインのタル壊しちゃってそれで花火全部駄目にしちゃって…」

……泣いてるし

「はぁ…」

一つ分かったことがあるこの娘は俺の計画を一人で破った僕のライバルだ…あれ俺笑ってるは