複雑・ファジー小説

Re: 死神隠し〜死神と13人の天死〜 オリキャラ募集 ( No.26 )
日時: 2011/08/08 12:53
名前: 刻みネギ ◆IeakDfwO1s (ID: Pmy7uzC3)

〜堕異死話〜 殺し屋と放火魔
「たくってま取らせんなこの俺に…」

決着はあっけなかった先ほどアシュタロトが出した黒い金属片は折りたたみ式の鎌だった
その大鎌で着物少女の刀をはじき縄で少女を縛ったのだ

「まじやめろし」

と言いながら暴れる縛られてる少女

「あのなぁ…!人の命狙ってきといてなにぬかしてるんだよ」

「ハァ!依頼だから仕方ないし」

「あいてみて殺しかかれよ…さてお前の依頼主を教えてもらおうか?」

「言わないし」

と言わない気の少女に鎌をつきつけるアシュタロト

「言う…いうから!」

「なら言え」

鎌はそのままのアシュタロト

「どっかの国の国王があんたを殺せって」

だいたい予想はついた

「だからほどいてよぉ」

「いやだね」

その時だった

<ザクッ>

おもて路地から三人ほどとおる音と声がした

「ホントすごいいすねぇ」

「そっかぁ?」

「すごいっすよホントなぁ?」

「ホントホント先輩のおかげで国一つ潰せたんスもん」

「まぁな火炎さんの日を使えばこれくらい簡単だよ」

どうやら三人の中には先輩と後輩がいるようだ

「こんなちっちゃな国潰せない殺し屋がいるみたいだぞ」

「あん」

怒りがこもったアシュタロト

「そうなんすか!そんな奴に殺される奴ってどんだけ弱いんでしょうね」

と笑いながら言う後輩

「あん」

少女も怒りがこもった

「所詮殺し屋なんて撲滅委員会には叶わねぇんダよ」

「「あん」」

アシュタロト達二人の声ははもった

「なぁ女ぁ?」

と少女に声をかけるアシュタロト

「女じゃない夜月 紅だし」

「分かった紅一時休戦だ」

「完全的同意」

「よしじゃぁ行くか」

と紅の縄をほどくアシュタロト