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堕異覇血話　　失敗と死
「入ればいじゃん火炎ちゃぁん」

その声はそら高く聞こえた

「全くもうジョーカーとその仲間如きに負けてんじゃないよ」

ドンドン近づく声

「ふざ…けん…な」

「にげろ…火炎」

何か知ったような声の火炎とアシュタロト

「まぁまぁ君もう来なくていいよ」

気が付いたらアシュタロトと火炎達の近くに王のような服を着たなぞの赤髪の青年がいた

「きぃんぐぅ…テメェ…は…ゆるさねぇ」

火炎が再び立ち上がろうとしたその時だった

「はいはい…あなたたち全員そこにひざまづきなさい」

「がっ…」

その場の全員が地面に膝をつけアシュタロト達と火炎は気を失った
先ほどのなぞの青年は余裕を見せている

「全くジョーカーに仲間になるなんてバカですかジャック？」

そこには先ほどと同じで気づかぬ間に金髪で長髪そしてティアラを被ったなぞの少女が

「それにキングも私たちの仕事はジャックを殺すんじゃありません
ジャックの代わりを探すんです分かりましたか？」

とその言葉に

「分かったよけどこいつらどうする…ばれちゃうぜ」

「大丈夫ですジョーカーがいる時点もうダメなはずでしたから」

「あっそじゃぁ探しにいこうか…」

そして二人は闇に消えていった