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複雑・ファジー小説
- Re: 光の堕天使 参照500!?涙が出そうです!! ( No.128 )
- 日時: 2011/08/12 17:56
- 名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)
「ホルン!!どこにいるんだ!?」
ルエは空から、ホルンを探していた。
だが、今は夜。しかも、不審者が出没する時間帯である。
それでもルエは、必死にホルンを探していた。
すると、何かの気配を感じた。
地上に降り、翼を消す。その時、
「姉さん・・・。助けて・・・。」
という声がした。
ルエは、その声がした方へと向かった。が、
「!!」
何かの気配を感じ、振り返る。そこには、サングラスをかけ、マスクをしている長身の男が立っていた。
不審者だと感じ取ったルエは逃げようとしたが、腕をつかまれた。
「どこに行くのかな?」
「関係ない。それより放せ。」
「それはできないなぁ。」
「・・・なぜ?」
が、不審者はルエの問いを無視して、
「悪いけど・・・。」
と言いかけ、ポケットからハンカチを取り出す。
そして、
「あの子と一緒に来てもらうよ。」
と言い、ルエの口をふさいだ。
「・・・放、せ・・・!」
ルエは必死に抵抗したが、だんだん力が抜けていき、やがて意識を手放した。
不審者はそれを合図に、ルエとホルンを車に乗せる。
そして、その車を夜の街へと走らせた。
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