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「嘘だーーーーーーーーー！！」
ルエは映像を見た後、壊れたように叫んだ。
まるで、それに映った真実を否定するかのように。
ルエは叫んだ後、心を閉ざすかのようにうずくまる。
まだ真実を受けきることができないのか、彼女の体が震えていた。
そんなルエを見て、不気味な声は彼女をののしるかのようにこう言った。
『これで分かっただろう。お前は人間を殺した殺人鬼だということが。そして、この事実を知ったお前は・・・。』
「やめろ！！やめろ！！私の中に入ってくるなーーーーー！！！」
不気味な声が言い終わる前に、ルエは思い切り叫ぶ。
すると、彼女の体内にある聖なる力が一気に放出された。
その力は不気味な声を消し去り、やがてルエの体を包み込む。———
夢が終わると同時に、ルエは目を覚ました。
うなされていたのか、顔が汗でびっしょりとなっている。
「・・・夢、か・・・。」
そう呟き、ベットから降りる。
そして、そのまま外へと向かった。
外は涼しい風が吹いていて、空には星が輝いていた。
ルエは切り株に腰をおろし、星空を見上げる。
「・・・すごい・・・。」
星空を見て、そう呟くルエ。
すると、流れ星が星空を横切った。
「流れ星だ！」
ルエは立ち上がり、その流れ星を目で追う。
しかし、それはまっすぐにルエに向かってきた。