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番外編その２　「ルエが猫に！？」

※ルエはもうすでに、堕天使だという事がばれたという設定

ある日、ルエが散歩をしていると、アリーがこっちに向かってきた。
「ルエ〜！」
「アリーか。どうかしたのか？」
「実は、ちょっと相談があって。」
「で？」
「で？じゃないよ！…意外に毒舌だね(ボソッ」
「なんか言った？」
「いや。何でもないよ。」
「ところで、相談っていうのは？」
「実はね…猫を飼おうと思っているの。だから、一緒に来てくれない？」
アリーはそう言うと、澄んだ瞳でルエを見つめる。
ルエはしばらく考えた後、こう言った。
「分かった。ペットショップが近くにあるから、そこへ行こうか。」
「じゃあ、今から支度をしてくるからちょっと待ってて。」
アリーはそう言って、寮へと走って行った。
(…支度なんているのか、普通。)
ルエは心中でそう呟き、ため息をついた。