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-----始まりの章　「堕天使ルエ　誕生」-----
１月３１日 午前５時０８分
天使界にある小さな病院で、赤ちゃんが生まれた。
「オギャアアー！　オギャアアー！」
「おめでとうございます！かわいい女の子ですよ！」
「・・・生まれた・・・。・・・私の・・・子供が・・・。・・・あなた。」
「ああ。よくがんばったな。」
「おめでとうございます！もうこれで、立派なお母さんですね！」
「・・・そう・・・ですね・・・。」
「じゃあ、俺はお父さんになるのか。」
「本当ですね！おめでとうございます、お二人さん！」
分娩室では、その女の子の誕生で和気あいあいとした空間になっていた。しかし、
「ん？」
看護婦の一人、ソーヌはその女の子の天使のわっかの左側に、悪魔の角があるのに気付き、ポポに小声で言った。
「どしたの？」
「ポポ・・・、この女の子・・・なんかおかしい・・・。」
「・・・先生に聞いてみようか・・・。」
「うん・・・。」
「どうかしたんですか？」
「・・・え？あ、先生にこの子の健康状態がどうか聞いてきますね。抱くのはそのあとですよ。」
「わかりました。」


ごめんなさい。いったんきります。でも、始まりの章は続きます！←(はよ終われ！)