複雑・ファジー小説

光の堕天使 番外編 ( No.226 )
日時: 2011/10/02 18:45
名前: 水月◇51watelmoon16 (ID: SuDcL78Z)

「お待たせ〜!!さ、行こう!!」

「あ、うん。」

ルエとアリーは、近くにあるペットショップまで歩く。

しばらくして、ルエが口を開いた。

「何で、猫を飼おうと思ったんだ?」

「テレビで猫の番組を見たとき、ものすごく可愛かったの!!それで飼おうと思ったの!!」

アリーは目をキラキラさせて言った。
ルエはそんな彼女に一瞬驚いて、「そうか。」と言った後、それ以上は言わなかった。

やがて二人は、たくさんの動物が書かれた看板がある店にたどり着いた。

アリーは、「わぁ!」と言って、ルエより先に中に入る。

そして、ルエに手を振って「早く早く!!」と叫ぶ。

ルエはふぅ、とため息をつく。
そして「今いく!!」と言って、アリーの後を追った。

一人の魔女が、ルエの姿をじっと見ていたとも知らずに。