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「「パートナーを選ぶ？」」
ルエとホルンは、同時に声を上げる。
ルエ達が今いるのは、広間。天使たちは、ここでパートナーを選ぶ。
アリーはボードを見せながら、二人にこれからすることを説明した。
「このボードにはね、パートナー・・・つまり、これから共にする人間達の家が描かれてるの。私たちは、パートナーを選んでその家に行くの。そして、パートナーに挨拶して天界に戻る。・・・とまあ、こんな感じよ。」
アリーが説明をし終えると、ルエとホルンは興味を持ったのか、そのボードに近づいた。
ボードには、たくさんの家が描かれている。ルエは、一つの家に好奇心を動かされ、その家にマル印を付けた。
ホルンも、同じようにマル印を付けた。その時、
ドカン！
という爆発音がした。
「！？何の音？」
「分からないけど・・・。誰かがここを襲ってきたみたいだね。」
「行ってみよう！」
三人は、その音がしたほうへ行った。すると、急にルエが立ち止まった。
「どうしたのルエ？」
アリーは、立ち止まったルエに問うた。
「誰なの・・・？あの人・・・。」
ルエはそう言って、人影を指差した。その先には、悪魔族の一人、イアンが立っていた。