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第八話　邪魔


「なんですの〜？あなた方は〜」
「普通に考えて、邪魔しに来たんだろう」


少女の言葉に少年は、半ば呆れたように答える


「あ、そーですか〜・・・。ワタクシたちの邪魔をですか〜・・・」


少女が仮面を触る


「どうする？殺る？それとも普通に通り抜ける？」


少年が少女に聞く
少女は仮面を外し、クスッと、小さく笑う


「通り抜けるのは走るということですわ〜。ワタクシ、走るのは逃げることだと思いますの〜」



「だ・か・ら〜」





バンッ！！っと、爆発音がした



「殺るに決まってますわ〜♪」


再び爆発音が鳴り響く


「ちょっと派手だったかしら〜？？」
「普通、これをド派手という」


少女の言葉に少年は冷静に答える
少女はまたもや、クスリと笑う


「まぁ、よろしいじゃありませんか〜。“ヒト”はいないんですもの〜♪」


少女がニッコリと笑う



-------------------------爆発音が鳴り響く



「仲間ながら普通に怖いですね、ネイトゥ」


少年の言葉に少女------ネイトゥは微笑んだ


「お褒めに預かり光栄ですわ〜♪」