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複雑・ファジー小説
- Re: 姉妹の誓い 〜絆〜 【オリキャラあと一人!!】 ( No.197 )
- 日時: 2011/08/31 11:44
- 名前: 優音 ◆XuYU1tsir. (ID: 4z3SNsbs)
第十四話 視線
「あら〜・・・派手な音がしたから見に来てみればこういうこと」
ベランダから下を覗く少女
先程まで羽織っていたマントをベッドに放り投げてある
服も着替えていた
黄色いワンピースが風に揺れる
「ん〜・・・。お仲間さん・・・やね?城の敷地内に入ってるんやから」
人差し指を口に当てながら、彼女はつぶやく
「うちも暇やし、見とこ♪能力とか見たいしww」
彼女は笑う
すると、扉をノックする音が聞こえた
「どーぞ」
振り向かないで返事をする
「お邪魔します」
男性の声・・・
いや、男性というには若い
まだ、少年という方が合っているだろう
その声を聴いた瞬間、彼女はバッと振り返った
顔を見て、頬を高潮させる
「ホウロ!!////////」
ホウロと呼ばれた少年は、にこりと笑う
「やぁ、メーラ。様子を見に着たんだけど・・・邪魔だった?」
「そんなわけないわ!////////」
「そ?良かった^^」
さわやかに笑うホウロに、メーラは顔を赤く染める
「あ、ホウロ、見て見て!!面白いもんがあんねん」
手招きをして、下を見せる
「わぁ・・。一番ゲートから入ったんだね、あの子達。・・・で、誰?」
「うちも知らんねん」
「まぁ、仲間ってコトは確かだね。ココで見ててもいい?」
「当たり前やン!一緒に見ようや///////」
ホウロの近くに、メーラは寄り、下を見つめる
「・・・何処からともなく視線がする」
「ワタクシも感じますわ〜」
見られているネイトゥと勝は、その視線を感じ取っていた
「ただ、一つだけ・・・良くない視線が・・」
「感じられますわね〜・・・。ココから約何メートルでしょう?」
「・・・分からない」
---------------------唯一ついえることは・・・尋常じゃない視線があるということ
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