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第九話　鬼ですわ〜


「ウフフフwwいつまで逃げますの〜？？鬼ごっこのおつもり〜？」


ネイトゥが笑いながら言う
その姿を少年は、座りながら見ていた



「ネイトゥ、さっさと殺せば？普通、もう決着ついてるはずなんですけど」


少年の言葉にネイトゥは、「あん〜」といって、振り返る
仮面を外しているネイトゥの顔は可愛らしく、並みの男なら一目ぼれするだろう


「ワタクシは久しぶりに、お遊びしてるのですわ〜」


手を腰に当てて、少年に向かって言う
少年はため息をつき、ネイトゥの仮面を手に持つ
その瞬間、ネイトゥは大きな目を見開いた


「な・・・何なさるおつもり〜？」


恐る恐るネイトゥは少年に尋ねる
少年は、仮面を片手に、ネイトゥに冷たいまなざしを向ける


「コレ・・・燃やすよ？普通のものだから燃えるよね？」
「ああ〜！！止めてくださいまし〜！！」
「じゃあ、普通にさっさと片付ける」


少年の言葉にネイトゥは「分かりました〜」と答え、『化け物』たちの方を振り返る
ネイトゥは振り返るときに、ボソッとつぶやいた


















「ショウは鬼ですわ〜・・・」