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第二十七話　手



「なんで、うちらが行かなあかんの！？」


メーラはマントを乱暴に羽織ながら長い廊下を歩いていく

大きな足音を響かせながら、前へ進む



「まぁまぁ＾＾久しぶりにメーラと一緒の任務なんだもん。僕は楽しみだな・・・・」


窓の外の青空を見ながらホウロは言った



「そう思わない？」


ニコッと優しい笑顔をメーラに向ける

もちろん、メーラは顔を赤く染めた


「あれ、メーラ風邪？」


おでこをくっつけてくるホウロ


「○×％☆▲！！？///////」


奇声を発しながらメーラはホウロから離れ、息を整える


「だ・・・大丈夫や！！////」

「？そう？？じゃ、行こっか」


手を差し伸べてくるホウロに、メーラは少しうつむきがちになりながらも、手をとった














































「・・・何あのイチャイチャな空気・・・」

「知らないニャ・・・」

「今出て行ったらダメだよね・・・」

「当たり前ニャ」





その様子を、曲がり角から静かにのぞいている愛とムッペル

その二人が去るまで、二人はずっとその曲がり角に隠れていた