複雑・ファジー小説
- 第二話 さぁ、楽しい楽しい ( No.9 )
- 日時: 2011/08/11 16:03
- 名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)
学校二日目。
龍は今度は早くに起きて、普通の時間帯にやってきた。
「ん?」
教室に入って自分の机を見てみると、そこには黒のペンで書かれた落書き達。
<緑の眼は消えろ!>
<気味わりぃんだよ>
<バーカ!!>
「(チッ・・・小学生みたいな事しやがるぜ・・・。)」
龍はそう思いながらも、少しざわめく教室をながめて、黒板の前に立つ。
そして、チョークを持ってなにかを書きはじめた。
俺の机に落書きした奴、昼休み屋上に来い。
教室は「少し」ではなく、かなりざわめいてきた。
「ここにいる奴全員聞けぇぇ!」
龍が教卓に手を置き、言葉をは裏腹にニヤリと笑いながら言った。
「どうやら、この俺の机に落書きをした輩がいるようだぁ!
知っているか?こんな小学生みたいな事をする奴の事を!
今居なかったら、奴にこう言え!!
4分の4殺しにしてやんよ!!」
龍は言うだけ言って教室を去った。
それと同時にルークが教室に入る。
「おはよーみんなのルークだよ☆・・・ってなにアレ!?」
ルークが見たのは、恐怖に固まった生徒と黒板の文字。
「・・・?なんて読むの?アレ。日本語かな?俺スペイン語しかよめねぇや。」
ルークはまず、なんで日本の学校に入学したのか、考えを改めるべきだと思う。
そして龍が授業をサボり、昼休み。
来たよ、小学生。
「来たな小学生。」
龍が言った。
だが、龍がみた先は・・・
「お、女ぁ!?」
黒髪黒眼の、日本人形のような美少女だった。
「・・・私に、何か用かしら?」
少女が言う。
龍は若干驚きながらも、犯人だという事を忘れないように少女を睨みつける。
「俺の机に、落書きした奴だな?」
「・・・そうね。私ね。」
少女は淡々と応える。
「なんでやった?理由を聞いてから4分の4殺しにしてやろう。」
龍が殺気オーラをムンムンと出す。
少女はそれを手で払うように無表情に、淡々と応えた。
「私の友達に、頼まれたのよ。男友達に。
押し倒されそうになったから、仕方なく貴方の机に落書きさせていただいたわ。ごめんなさいね。」
少女はそう言うと、屋上の入り口の方を見た。
龍も反射的に見る。
「ほら、あそこに・・・。」
少女が指を指すところには、人の影が見える。
「あそこに、私に男友達が見えるわ。私を殺したくば、あの子を殺したら?」
少女が無表情に、感情無く言うと、龍は少女を見据えた。
「お前、帰っていい。」
「・・・何故?私が書いたのよ?」
少女は表情も変えずに言う。
龍はそっぽを向いて、頬を掻きながら言った。
「いや、以外と俺好みの女だったから腕が曲がるように痛いぃぃいいいい!!」
「・・・はっ恥ずかしい//////」
少女なりの照れ隠しなのか、龍の腕が別次元のものとなりそうだ。
「とにかく、帰っていい!その代わり、お前の男友達半殺しにするけど、いいか?」
念の為、龍はいらない許可を取った。
そして、4分の4殺しから半殺しにした。(たいしてかわらない)
少女はいまだ赤い顔を俯かせながら、こくんと頷いた。
「まだいるから・・・。それじゃあ・・・。」
少女はそう言い、立ち去った。
パーティ
さぁ、これからが戦場だ。
「こいよ、小学生。」
龍は、嫌な笑みを浮べた。
第二話 完
