複雑・ファジー小説

Re: 空を見上げて見えた物は・・・ ( No.3 )
日時: 2011/08/06 09:54
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
参照: 元、「かりん」です

第二話〜理由〜

「ね〜由美?」

ポニーテールの少女が、ショートカットの少女に語りかける。
由美と呼ばれた少女はあくびをしながら問いかける。

「なに……?恵美……」

「あのさ〜……美香のことなんだけど……」

「美香?珍しいね。あの子の話をするなんて」

意外そうに由美がつぶやく。

「どうして……美香はわたし達を避けるの?」

「わからない……あの子と出合ったのは、中3のときだし……」

「やっぱり……由美もわかんないか……」

「幼馴染の恵美が知らないことを知ってるわけ無いでしょ?」

「それもそうか……」

恵美が席に戻ろうとしたとき……

「ね〜何はなしてるの?」

やけに間延びした声が振ってきた。
由美と恵美は、上を見て、一言。

「なんだ……腱か」

「なんだってなんだよ〜ま、それはおいといて。何を話してたの?」

「置いとくんだ……」

由美がつぶやく。

「美香のこと」

恵美が腱の質問に答える。

「美香?秋野さんのこと?」

「うん」

「ふ〜ん……でも、なんで秋野さんのことはなしてたの?」

「美香が、わたし達を避けてるから……」

「へ〜……君達知らないんだ。秋野さんは、6歳の時……両親を失っているんだよ?」

「え!美香の両親が?」

「その様子じゃあ、知らなかったんだ……かなり大きな事件だった気がするけど……」

「事件?病気とか事故とかじゃなかったの?」

「うん……秋野さんの両親が何者かによって……殺されたんだ……」

「まって。何で……腱は、知ってるの?」

「それは……僕の家に来ればわかるよ」

第二話オワリ