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「今日こそミイラ男の知り合いの家に行くわよ！　案内して頂戴」

　私はいつも通りの笑顔で言う。

「ああ。でもその人少し変わってるから気をつけろよ」

「変わってるって？　その人の名前はなんていうの？」

「帽子ガイコツ……」

　いかにもミイラ男の親戚か何かのような名前だ。
　帽子……。帽子屋！？

「その人イカれてたりする！？」

「まあ、ある意味イカれてるかもな」

　私はミイラ男に案内してもらう。小さな家があった。