複雑・ファジー小説

Re: 交錯する世界 第一幕(キャラ募集中、アンケート中) ( No.104 )
日時: 2011/09/15 17:38
名前: Rlcssha (ID: rGqN8kgk)

錬「って…こんなにゆっくり話してて大丈夫?」
童「ん…とそれについてはもう対策は取ってある。侵入防止の結界を張っておいた。これで普通の人間以外は誰もこの高校に近づけない」
勇人「ま、その結界を張る前に人間じゃないやつが入っていたら意味ないが」
仄香「その件についても大丈夫です。先程見回りをしてきましたです」
煉「…感謝しろよ」
勇人「あ、そうか…?サンキュ。ところで…お前は何色だろうな?」

何色…?何が…

勇人「あー…わり。急に言われてもわからないよなぁ…。俺達は一人ずつ色が決められていてな。なんのためだかは知らんが」
錬「じゃあ、勇人……さん?は何色?」
勇人「さんは付けなくていい。あとため口で。色はな、手首にリストバンドみたいなものがあるだろ?その色がそれだ。ちなみに、俺はオレンジな」
錬「ほかは…何色がある?」
勇人「えーと多分だがな…赤、青、黄色、緑、オレンジ、茶色、土色、黄緑、水色、紫、桃色、灰色、黒、白、紺色、深緑、レモン色、ワイン色、青緑、空色、ライム色、で後は銀と金だ。」
錬「ふーーん…って多いなぁ…確か、おれも含めて13人じゃないの?」
勇人「ああ…本当は24人なんだがな…まだ14人なんだ。」
錬「14人?」
勇人「‘核’の方にもう一人居る。そいつの色は黒だ。あと、ここにいる全員の色を言っておくと、煉が赤。栃乃は紫。楓は黄緑。童は茶色。仄香はレモン色。恵鈴は桃色。三浦は黄色。聡真は空色。天魔はライム色。茉由は白。隆樹は青だ。」

あ、隆樹に好きな色とられた…いや、そんなのはどうでもいい。

錬「どうやって決まるんだ?」
勇人「…さあ…適当なんじゃないか…?」

適当…?本当にそうなのだろうか?
—隆樹は何か知らないかな…

おれは隆樹のほうへ走った。そして名前を呼んだ。
だが振り向いてはくれない。

聞こえないのだろうか?…いや、聞こえないんじゃない。聞こえていないんだ。

なぜなら…今さっきから、隆樹のトランシーバーが鳴っていたからだ。