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入口のドアは、頑丈そうな金属でできていた。
触ると、手にひんやりとした感覚が走る。

錬「…」

ぐい。

おれはドアを押し、中に入る。カランカランという鈴の音と共に、
奥から、「あいよー」という少し威勢のいい声が聞こえてきた。

ふと店内を見渡す。少し汚れが目立つ外側とは違い、中はきれいに掃除されていた。
壁には、ワッペンやらなにやら、一見すれば使い方がわからないもの、みるからに怪しいものが掛けられている。
それらは壁だけでなく、壁に張り付けられている棚にも、レジと思われるところにもたくさんあった。