複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『スリラァーー!!』 オリキャラなど募集 ( No.137 )
- 日時: 2011/11/30 19:46
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート2。」
--------さて、ここからどうしようか。
はっきり言おう。これから先、私もどんなことが起こるかなんて予想できない。
---------それよりも俺は帰られるのか? それが一番心配だよ。
私の能力で来たわけではないため、30分で帰れる保証など一切ない。
また、ここがどんな世界なのかも分からないから、うかつには動けないな。
-----------まぁ、周りを見た感じは少なくとも『癒し系』でないのは確かだ。
さて、暇だしこの先どんなことが起こるか、皆様も一緒に予想してみないか?
----------無駄な事だって? そういうな。せっかく来たのに楽しまないと損だろう?
私は・・・・・そうだなぁ・・・・・たとえば、
いきなり墓から『ゾンビ』がいっぱい出てくる・・・・とかならあり得そうだなぁ。はっはっは。
『なぁ、俺ゾンビだけど・・・呼んだ?』
------------はい、皆様。今回はフラグ回収が予想以上に速かったですね、はい。
つうか・・・・
それでも速すぎる!!! てか、いつの間に俺の真後ろにいたの!?
そしてなぜ俺を襲わないのだ? 普通こういう時は襲いかかってくるものだろう!?
てか全然怖くねぇ!! だって軽いもん!! ノリが軽いもん!!
・・・・・・・・・・・・・・ふぅ。すまない。熱くツッコミすぎたよ。
とりあえずこいつに話を聞いてみよう。
姿は確かに死体だ。肉もほとんど削げ落ちて、がい骨に近いな。
「なぁ、ここはどこなんだ?」
「ん? ああ、教えてやってもいいが・・・お前さん早く逃げた方がいいぞ。」
「・・・・なぜだ?」
「俺以外のゾンビは・・・・お前を食べようとするからだ。」
『ボコボコッ!!』と、至る所から土を掘り起こすような音がする・・・・!!!
そして・・・・・たくさんの『彼ら』はゆっくりと目を覚ます・・・!!!
『オオオオオオォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!』
な・・・・なんだってぇぇぇ!!!!!!
現れたのは・・・・・墓地を囲むほどの数えきれないほどのゾンビ・・・!!!
唸り声をあげつつ、黒川に近づいていく・・・!!!
-----------ああ、ツッコミなんていれずに全力で逃げればよかったよ。
というか、こんなやばい状況でも一つ疑問に思った。
「お前はなんで俺を襲わないんだ?」
「お前さんを食べたところでもうじき俺は死ぬ。なんだよ? なんなら襲ってやろうか?」
「・・・・いいや、断固お断りだ。あいにく、俺はMではないのでな。それに-------------」
話してる最中でも、容赦なく襲いかかるゾンビの大群。
黒川に近づいてきたゾンビの一人を思いっきり蹴り飛ばすッ・・・!!!
「もうゾンビは『たくさん』なんだよ!!!」
----------上手いこと言ったかな? まぁどうでもいい。
意味が分からない方は・・・・・すまないな。忘れてくれ。
なんとなく気持ちは落ち着いている・・・。
だが・・・・正直、ピンチと言った方が正しいだろう。
-----------さて、この状況をどう打開しようかな。
『ギャアアァァーーーー!!!!!!!』
突如、黒い闇に覆われた銃弾が、一人のゾンビの身体を貫いた・・・・!!!
「な・・・・なんだ? 今のは・・・・。」
黒川は飛んできた方向を見つめる。
暗くてよく見えないが、そこには確かに誰かいた・・・。
モノアイの仮面を被っているな。目は黒い。髪はボサボサヘアーだ。身長は180ぐらいだろうか。
『そいつ』は無言で持っている二丁の銃を連射する・・・・!!!
次々と鳴り響くゾンビの悲鳴・・・。そして消えていくゾンビたち。
・・・気が付けば、あれ程いたゾンビたちはすでに消滅していた。
まさに・・・瞬殺だ。2分もかかっていないだろう。
そして、『そいつ』は今ゆっくりとこちらに向かってきている・・・。
----------おいおい、次はもしかして俺か?
やれやれ・・・・本当についてないな今日は。