複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『1500参照突破』 オリキャラなど募集 ( No.186 )
- 日時: 2011/12/10 22:06
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート2。」
「オオオォォォーーーーーーッ!!!!!」
周辺に響き渡るような大きな雄叫びをあげながら、葉隠は銃を構えるッ・・・・!!!
彼の能力は、『ソウルイーター』と言われるもの。
では、この能力について、詳しく説明しよう。
まずは一つ目、自分の想像力で銃系の物を出せる。
二つ目、3分間精神を集中させ3分経過すると相手の魂が見え、それを直撃させれるようになる。
三つ目。二つの拳銃を持って15分間精神を集中させる。すると・・・・『大技』を出せる。
と、いう感じなのだ。
もちろん、ハロンドは、『身体の全てを消滅させないと、死なない』ため、二つ目の能力は通用しない。
ではこの『大技』・・・一体どんな技なのか?
簡単に言おう。『15分間』溜めた、『死神の力』を一気に解き放つ力なのだ。
葉隠は、この『大技』を使うために今まで『15分間』精神を集中させていたのだ・・・・!!!
「キキッ・・・・何をするつもりですか? 私にはキミの攻撃は通じないと思うのですがね?」
ハロンドが表情を変えることはなかった。余裕なのだろう。
なお、黒川に関しては、先ほど葉隠が安全なところに移し、今は気を失って横になっている。
----------黒川・・・・。貴様との『約束』は・・・・守るッ!!
「おらぁぁぁーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
漆黒に満ちた多大な空気が一気に流れ出るッ・・・!!!
そして・・・・・一気に数えきれないほどの弾丸を連射するッ・・・!!!
その速さ、その威力は、先ほどまでとは比べ物にならないほどだ。
「キキッ・・・・それがどうしましたか?」
ハロンドにその数えきれないほどの弾丸が直撃するッ・・・!!!
弾丸は容赦なくハロンドの身体を撃ちぬく。だが、ダメージはほとんどない。
・・・・いや、撃ちぬかれた瞬間に、ものすごい速さでハロンドの身体が『再生』しているのだッ・・・・!!
「キキッ・・・・言ったでしょう? 私の身体は--------」
「・・・・言わなくても知っているさ。だがな・・・・!!!!」
「・・・・キキッ!?」
----------瞬間、ハロンドは恐怖心を感じたッ・・・・!!!
ハロンドが見たもの、それは・・・・、
--------さっきよりも、はるかに多大なオーラが葉隠を包んでいた・・・!!!
そしてゆっくりと二丁の銃を前に出す・・・・・。
大地が震える様に、周辺がグラグラと揺れている・・・!!
「俺のこの『最後』の一発は----------------
---------俺の『魂』の全てだッ!!!!!!!!」
そして葉隠が、ハロンドに向けて放たれる一撃は・・・・・、
先ほどの何倍もの威力、広さの、闇に包まれた『エネルギー砲』だったッ・・・・!!!!
広さは、ハロンドには到底回避できないほどの範囲だった・・・!!!
「・・・キキッ・・・・まさか・・・・・・・ここまでとはね---------」
ハロンドの言葉がかき消されるように、ハロンドは闇のエネルギー砲に包まれ・・・・・、
ゆっくりと・・・・・消滅していった・・・・・。
「------------はッ・・・はッ・・・・・くッ・・。」
葉隠は、ゆっくりと片膝をつき、その場に倒れこむ・・・・。
意識が消えていく中で、葉隠の目には周りの情景が、ゆっくりと変わっていくのが見えた・・・。
「黒川・・・・・貴様との約束・・・・---------
-----------確かに・・・・・果たしたぞッ・・・!!!」
葉隠はゆっくりと目を閉じる・・・・・。
葉隠は・・・・消えることを覚悟した。
ハロンドが消えた今、俺はきっと元の世界に戻るのだろう。
そうなれば、私はもう死んでいる存在。生きることはできない。
----------黒川・・・・貴様と離れるのだけは・・・残念なものだな。
葉隠の表情は、先ほどとは違い、優しいものとなっていた・・・。