複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『200返信突破!』 オリキャラなど募集 ( No.205 )
- 日時: 2011/12/19 18:39
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
--------第十六幕『もしも俺が二人の友人に助けられたなら・・・・・。』--------
「パート1。」
-----------ああ、ここはどこだろうか。あたりは真っ暗で何も見えないなぁ。
私は今・・・どこにいるんだ? もしかして・・・地獄か?
----------まぁ確かに・・・ハロンドにボコボコにされたし、死んでも不思議ではないが・・・。
それでも俺は地獄にはいかないよ。だって私・・・・紳士だもん。
-----------関係ないか。今のは忘れてくれ。
では・・・・どこかをさまよっているのか? だとしたら早く出ないとな。
皆様もきっと私を待っているはずだ。『黒川早く来ないかなぁ?』・・・と。
----------そんなことは無い? ああ、君たちの毒舌が聞けるということは、どうやら死んだわけではないらしいな。
・・・・ん!? よく見れば、あそこに一筋の光があるな。
-------------あそこが・・・・・・出口か・・・!?
「おッはよーーーー!!!!!!!」
目を開けると同時に、飛び込んでくる馬鹿でかい声・・・!!!
「・・・ッ!!! うるさッ!!!」
とっさに出た一言。思わず耳をふさいでしまうほどだ。
その後、黒川は勢いよく身体を起こし、冷静に辺りを見渡す。
-----------そこは病院だった。どうやら私は、ここに運ばれてきたみたいだな。
そして今まで寝ていた・・・といったところだろうか。
ではさっきのは、夢みたいなものか。よかった生きてて。
・・・・・というか、
------------さっきの馬鹿でかい声は誰だよ!? 周りみても誰もいねぇし!!!
まったく・・・・・どこのドイツ人だ!? (『どこのどいつだ?』 と言いたいようです彼はww)
・・・・面白くない? すまない。病み上がりだから一発ギャグのキレが悪いんだ。許してくれ。(許してあげてくださいww)
「よッ!! 黒川クン!! 久しぶりだねぇ!! 元気だった!?」
「うおッ!? お前かよ!? というか、ベットの真下から出てくるなよ!! 怖いだろうが。」
----------皆様にも紹介しよう。
今、私の目の前にいるのは、『賀茂 紫苑』(かも しおん) と言う俺の同級生の女の子だ。
身長は150㎝程度。髪型は一つ結び。チャイナドレスの上に丈が長い上着を羽織っている。服の色は大体ベージュで統一されている。
---------実は私の小学校からの友達であり、親友だ。よく世話になった。
今は通っている学校が違うため、なかなか会えずにいたのだ。
明るくて、誰とでも仲良くなれる良い子だ。ただ、変な人とも仲良くなってしまうのがちょっと危ないがな。
「『紫苑』(しおん)が・・・・俺を助けてくれたのか?」
「まぁねー!! なんか変な『モノアイの仮面』をつけた奴がさ、傷だらけのキミを抱えて出てきてさー。話しかけたら、
『こいつを・・・・・黒川を頼む・・・!!!』
・・・・・みたいな感じで言われてさ。私と『あいつ』で病院まで連れてきたってワケ!!」
---------もしかして・・・・そいつは葉隠か!? なぜ俺たちの世界に!?
・・・・・まぁ、今はいいか。アイツには助けられてばっかだなぁ。今度、礼を言っておかないとな。
-----------あと、紫苑の言った『あいつ』ってもしかして、
「まさか・・・・・『柿原 召』(カキハラ ショウ)か・・・・!?」
「イエスッ!!! ちなみに今、彼は必死に自分の召喚した『鬼』の名前を考えてるよー。」
----------はは。相変わらずだなアイツも。