複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・・・。 オリキャラ、リクエスト募集中。 ( No.22 )
- 日時: 2011/11/01 20:11
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート3」
-----------さて、前回は熱くなってしまったな。
心配はいらない。もう大丈夫だ。口調も戻っているだろう?
ではそろそろ参ろうか・・・・・。
・・・・・ん? どこに参るのかだって? 決まっているだろう?
-----------------元の世界に帰るのだよ。私たちのね。
・・・・・・なんだその目は? まるで不満があるかのような目だな?
・・何? 今からのび太君達とタイムマシンに乗ってどこかに行かないのか・・・だって?
------------行きたいに決まっているだろう。私を誰だと思っている?
だが残念。それはかなわぬ。なぜなら・・・・・『タイムリミット』が来たからだ。
ちなみに・・・・俺もこれがあることについて知ったのはさっきなんだ。
不思議なことに天から声が聞こえてな。俺にささやいてきたんだ。
----------------嘘くさい? 嘘なんて言うわけなかろう。わざわざこんな場面で。
どうやら『もしもの世界』にいられる時間は、わずか『三十分』らしいな。
ちなみに、一度行った世界にはどうやら『伏線』が張られるらしいな。
-----------そういえば、若者がよく使う『フラグ』という言葉はそう意味らしいな。
『フラグ回収』とかよく言うのだろう? 面白い言い方をするもんだ。俺も使いたくなってきたよ。
---------------今のは私の無駄な話だ。流してくれ。
ちゃんと説明するとだな、『伏線』を張られることによってそこで俺たちがした行動が、すべて記録されるのだ。
つまりは『セーブ』だ。RPGとかでは必須だろう? ないとこまるもんな。
今度俺たちがこの世界に来たときは、ドラえもんたちにすでに名前を覚えられているということだ。
ようするに、もう奴らとは『友達』になったとそういうことだ。
便利だよな。ただ時間が短いのがちょっと残念か。
------------まぁそれぐらいのデメリットがないとな。ヘタしたら俺二次元に引きこもってしまうかもしれんし。
さて、そんなこと言っている間に戻ってきたよ。
・・・・ん? ドラえもんに別れの挨拶はしたのかって?
--------残念だができなかったよ。気付いたら俺たちの前から消えていたんだからな。
いや、俺たちの方が消えたと言った方が正しいかな? まぁどっちでもいいか。
さぁ、この幕もそろそろ終わりだ。あんまりいろんなことできなくてすまないな。
これからもこんな感じになるかもしれん。
----------だが安心してくれ。
『たとえ時間は短くとも、俺はみんなに満足してもらえるように精一杯頑張るつもりだ。』
-------------という感じで名言っぽく言ってみたよ。いかがかな?
---------あんまり? ・・・それは残念だ。
だけど今の言葉に一切偽りはない。
それだけは覚えておいてくれよ?
-------------第4幕 完-----------------