複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『1900参照突破』 オリキャラなど募集 ( No.225 )
- 日時: 2011/12/19 19:32
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
「パート3。」
その後、私と紫苑は久しぶりに語り合った。
最近の生活の事や、将来の事、いろいろ話した。
----------久しぶりに、紫苑とこんなに長く話した気がするなぁ。
今ふと時計を目にやると、すでに18時。私が目覚めたときは確か15時。もうこんな時間か。
「もうこんな時間かぁー。時間がたつのは速いなぁ。」
確かに速いものだ。楽しい時間はすぐにすぎてしまうとよく聞く。
自分が病人だということを忘れるくらい、楽しい時間だった。
「そろそろ行くよぉ。じゃあねぇ黒川クン!! お大事にー。」
「ああ。気を付けて帰れよ?」
「りょーかーい。じゃあねぇー。」
そう言って紫苑が黒川の病室を出ようと、ドアに手をかけようとした時だった・・・・
「紫苑ー。 決まったぞー。鬼の名前。ああー疲れた。」
-------------誰かが黒川の病室に入ってきた。それは・・・・・
----------先ほどから話題にもでていた、『柿原 召』(カキハラ ショウ)だった・・・。
「しょ・・・・召!!!」
「よぉ紫苑。おお、目覚めたのか黒川。めんどくさい。」
「・・・あのなぁ、久しぶりの再開にめんどくさいってなんだよお前。」
--------さっそく紹介しよう。彼の名前は、『柿原 召』(カキハラ ショウ)。
見た目は、パッチリした黒い目におでこを見せた明るい感じ。
格好は、半そでに短パン。すごくシンプル。
本人は『遊ぶこと』が大好きなので、いつも動きやすい格好をしている。
性格は遊ぶことが好きで、めんどくさがり屋。
ちなみに彼は、私の小学校のころからの親友だ。霧島も彼を知っている。
簡単に言うならば、私と霧島と紫苑と柿原は、小学校の時はいつも一緒にいた・・・というわけだ。
その後、私は霧島と同じ中学校に行き、そして紫苑は柿原と同じ中学校に行ったというわけだ・・・。
---------とりあえず先ほど話していたことを伝えることにする・・・・。
「--------いいじゃんそれ!! また黒川と霧島と遊べるんだろ? 俺は大賛成!!」
---------ふむ、どうやら決まったみたいだな。二人とも私と同じ学校に来るみたいだ。
・・・・入学はどうするのかって? 心配するな。花狩先生がなんとかしてくれるさ。
「召。ところで鬼の名前決まったのー?」
「紫苑、聞いて驚くなよ? 俺のネーミングセンスは半端ねぇぞ?」
----------先ほどから言っている『鬼』について、皆様に説明しておこう。
柿原は特殊な力を持っている。それは、『自分より少し大きい鬼を召喚できる』能力だ。
それを使って、柿原はめんどくさい事を鬼にやらせたりしている。困った奴だ。
----------実はその『鬼』は意外に喧嘩が強いんだ。昔タイマンをしたがボコボコにされたよ。
「よし、では紹介しよう。・・・・よっと!!」
そう言って、右手を地面につけると、少しづつ姿を現していく『鬼』・・・・・。
その姿は、全身赤色で、顔はもう・・・怖い。すごく怖い。なんて言えば分からないぐらいに。
「よく聞けよ。こいつの名前は--------------
----------『ラブゴリラ・鈴木2』だ。」
-------------ああ、どこからツッコめばいいんだ俺は。
「おおー!! いいんじゃない? かっこいいしねぇ。」
---------まじか紫苑!? おまっ・・・・正気になれよ!?
いろいろツッコみたいが、一番気になるのは、『2』だよ『2』!!
なんで『2』なの!? 『1』でいいじゃん!? そしてなんで『鈴木』なの!?
あと『ラブゴリラ』って何!? そいつ『鬼』だろ!! 勝手にゴリラにすんじゃねぇ!!
---------はぁ。結局ツッコんでしまったよ。疲れた・・・・。
「-----------ちなみに他にも名前つけたのー?」
「いっぱいつけたぞ。めんどくさかったけど。今のは『赤鬼』の名前だが、ちなみに『青鬼』は・・・・」
------------ああ、誰かこいつを止めてくれ。俺の胃腸に穴が開きそうだ・・・・。
---------------第十六幕 完-----------------