複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『3300参照突破』 オリキャラなど募集 ( No.327 )
- 日時: 2012/01/31 20:26
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「パート2。」
私達が着いた場所は、ごく普通のホテルの前であった。
見た目は結構きれいだが、4階建ての少し小さいホテル。周りは自然に囲まれていて、凄く静かであった。
「ねぇー黒川クン、ここにコナンクン達はいるのかなぁー?」
相変わらずの軽い調子で聞いてきた。まぁ推測だが、今までの経験上、100%ここにいるといってもいいだろう。
これまで、『もしもの世界』に飛ばされて、一度もメインキャラに会わなかったことはないからな。
「黒川君、ちゃんとストップウォッチは動いているか? 一応確認・・・な?」
花狩先生はやはり時計の事が心配になるようだ。『大丈夫だ。ちゃんと正常だ。』と返したおいた。
「じゃあ行こ行こー!! 黒川クンも花狩センも行くよぉー。」
---------なんか張り切ってるな紫苑の奴。まぁコナン君に会えるのは私も楽しみだけどね。
----------さて、とりあえずホテルの中に入ることは成功したよ。
部屋は二階の『206号室』だ。意外と広い部屋で、器具も充実している。
とりあえず三人で一度ここで落ち着くことにした。事件が起こるまで・・・な。
--------ちなみに、料金は花狩先生が払ってくれたぞ。しかも私達の世界の通貨が通じるところもまた驚きだ。
ルエと会った世界のことも考えて思ったが、もしかしたら私たちの世界の通貨はどこでも通じるのかもしれないな。
「--------よーし、じゃあボクはお風呂に入ってこようかなぁ。本当は温泉に入りたいんだけどねぇー。」
紫苑はスッと立ち上がり、お風呂のある方に向かって行った。
ここのホテルはなぜか温泉もあるのだが、あいにくゆっくりと浸かっている時間はない。
それに、いつ事件が起こるか分からんからな。
「おっ、ということは・・・ここは定番の覗きタイムか? なぁ黒川君?」
----------花狩先生、あんたは本当に先生か? 本人を目の前になんてことを言うんだ・・・。
やるんならせめて黙ってやれよ!? なぜそこではっきりと言うんだ!?
・・・まぁやると言ったら俺が全力で止めているのだがな。
それを聞いて怒るならまだいいものを、紫苑は「ふふっ」と笑った後、場をかき乱すとんでもない事を口走った・・・。
「花狩センはダメですよぉー。まぁ・・・・黒川クンはいいよ♪」
--------こいつ・・・・サラッととんでもない事を言いやがったッ・・・!!
「おいおい・・・・まさかもうお二人さんはすでに夜の営みを-----」
「してねぇよッ!!!! 紫苑のボケを本気にするんじゃねぇよ!!」
「あはは、黒川クン焦っちゃってぇー。どう? ドキッとした?」
-----------こいつら・・・・全然緊張感ねぇな。 自由すぎるぞ・・・。
すでにネタ合わせでもしてたのか!? それぐらい息がピッタリなんだが・・・。 (していませんww)
「お前ら・・・少し緊張感を持ってくれよ。いつ事件が起こるのかわから-----------」
「キャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
----------瞬間、ホテル中に女性の叫び声が鳴り響いた・・・!!!
---------さすがコナンの世界だな。事件発生率は100%だな。
とりあえず・・・・行くとするかッ!!!