複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『ザ・ワールド!!』 オリキャラなど募集 ( No.59 )
- 日時: 2011/11/14 20:59
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート3」
-----------まさかこんな早く会えるとは・・・・運がいい。
さて、皆様にちゃんと説明をしておこう。
この学ランを着た長身の男、彼の名前は『空条 承太郎』(くうじょう じょうたろう)。
彼の『スタンド』の名前は『スタープラチナ』と呼ばれている。
身体は人間の体格に近く、かなりの筋肉質の『スタンド』だ。
説明するのもなんなので、『スタープラチナ』の評価、強さに関してはこの下に書いておいた。
-------------『スタープラチナについて』---------------
5段階(A〜E)で評価しているぞ。
・破壊力(攻撃力) ------A
・スピード ------A
・射程距離(スタンドが移動、もしくは攻撃が届く距離) -------C (約、2メートル)
・精密動作性 ------A
・特殊能力、『スタープラチナ・ザ・ワールド』を持っている。
これは、1〜2秒間だけ、時を止められるという反則的能力。
-------------まさに最強ではないか? 射程距離以外は全てトップクラスの能力を持っているのだ。
時を止められる能力・・・・だぞ? 誰が勝てるというのだ。
ちなみに私たちが助けられたのも、この能力のおかげだろう。
「おおぉぉーーー!!! 承太郎くんだぁーー!! 初めまして。」
----------花狩先生!? いきなりそんなこと言ったら不審者ですよ?
「・・・なぜ俺の名前を知っている?」
そりゃそうなるだろう。向こうが俺らを知っているわけがない。
とりあえず・・・・自己紹介とワケを話すとするか。
「------------なるほど。スタンド使いではなさそうだ。」
どうやら分かってもらえたようだな。ちなみに今、私たちは喫茶店に入っている。
----------花狩先生も水島さんも腹が減っていたようだからな。一緒についてきてもらった。
「と・・・ところで・・・・なぜ学ランを着ていらっしゃるのですか?」
----------ナイス質問だ水島さん!! 俺もさっきから気になっていたんだ・・・。
承太郎さんは見た目からしても学生ではない。(確か20代後半。)
「・・・着ていた服が汚れてしまってな。代わりに着ている。」
「あ・・・・なるほど・・・ありがとうございます。」
ご丁寧にペコリとおじぎをする水島。
きっちりしてるなぁ。まぁ多分緊張してるのだろうが。
それを見た承太郎さんは、
「・・・お嬢ちゃんはしっかりしてるな。俺の周りの女達とはわけが違うぜ。」
「えっ・・・!? あ・・・ありがとう・・ございます。」
-------------だろう? 俺の将来の女だからな。
-----------えっ? 違うだって? いや、私は頑張るぞ?
そんな話をしていると、
「------------ん? おい黒川君、表が騒がしいぞ!?」
花狩先生はふと外を見て言う。
確かに騒がしい。何かあったのか!?
「----------外に出るぜ。」
承太郎さんが店を後にするのに続いて、俺らも急いで店を出る。
「アリアリアァーーーーリィーーー!!!!!」
俺たちが外を出てみると、そこには・・・・・
「---------スタンド使いか。」
町で周りのモノを容赦なく壊しまくる一人の長身の男がいた・・・。
「ウゥゥーーーーーァァーーーーー!!!!!」
短い金髪で、赤い瞳をして、背中にギターを背負っているその男は雄叫びをあげる。
その後ろには、『スタープラチナ』と同じ人型の『スタンド』がいた。
-----------明らかに様子がおかしい!? 一体何が・・。
そう考えていると、承太郎さんはゆっくりとその男に近づいていく・・・。
「・・・承太郎さん!?」
「そこで見てろ。すぐに抑えてくる。」
--------------確かに俺らにはどうしようもない。
はっきり言って、『スタンド』は普通の人間が戦って勝てるほど弱くはない。俺でも勝てないだろう。
承太郎さんに・・・・任すしかないか。
だがまぁ大丈夫だろう。最強の名は伊達じゃない。
-----------『最強のスタンド』と呼ばれるその力を、ゆっくり見させてもらおうかな?
----------------第八幕 完-----------------