複雑・ファジー小説
- Re: もしも俺が・・・。 『400参照!!』 オリキャラなど募集 ( No.66 )
- 日時: 2011/11/16 21:23
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート2」
・・・私は死んだのかな?
そうか・・・・俺はあの時、水島を庇って・・・・、
------------でもなぜだろう。不思議だ・・・。
俺には-------------悔いなんてない。
大丈夫さ。俺が死んでも、水島と花狩先生は助かる。
----------なんでかって? 俺が死ねば、強制的にもとの世界に戻されるはずなのだ。
花狩先生は死んでないはず。気絶しただけだろう。
水島は大丈夫だ。俺が死ぬんだから・・・問題ない。
-----------本当にそれでいいのかだって? いいわけないだろう。
まだ死ぬわけにいかないのだよ・・・私は。私が死ねば誰がこの小説の主人公を務めるのだ?
------------『悔いはない』が、『やりたいこと』はあるのだ。だからあきらめないッ・・・!!!
・・・・・?
--------------誰かが呼んでる。
行かなきゃ・・・・。俺はまだ・・・・・。
---------------生きていたいんだッ!!!!!!!
「黒川くんッッ!!!!!!!!!!!!」
「------------あっ・・・・・・・。」
目を開くと、俺の目に光が差し込んできた。
思わず目をつむってしまうぐらいだ。その先に見えたのは・・・・
「みず・・・しま・・・?」
「・・・ッ!!! 黒川くんッ・・・よかったっ・・。」
----------涙を流す水島の姿。ポタポタと俺の顔に落ちる涙は、なぜか心が温まった。
ああ・・・・・俺は生きてるのか・・・。でも・・・・、
「な・・・ぜ・・・・?」
「・・・・あの人が治してくれたの。」
水島が指さす先にいたのは・・・・・
「・・・・あれは・・・。」
頭はリーゼントで、学ランを着ている180㎝ぐらいの一人の男。
今その男は、『スーパークラッシャー』を持つ男の前に立ちふさがっている。
--------------私はなんて運がいいのだ。まさか『主人公補正』がここまでとはな。
------------皆様にも紹介しよう。
この男は、この『物語』の主人公である、
『東方 仗助』(ひがしかた じょうすけ)だッ・・・!!!
「よおォー、テメエは・・・・ぜってぇ許さねぇぞコラァーー!!!」
彼ももちろん『スタンド』を持っている。
名前は・・・・『クレイジー・ダイヤモンド』。
承太郎の持つ『スタープラチナ』とタイマンをやっても互角なほど強い。
また、この『スタンド』の能力は、『壊れた物体、負傷した生物を元通りに直す・治す』である。
-----------つまり、俺の傷は彼に『治された』のだ。だからこうして生きている。私は本当に運がいいな。
「オマエモ・・・・ハカイシテヤルッ!!!!!」
「--------何があったかは知らねえが、とりあえずおとなしくさせてやらァ!!!」
二人はゆっくりとお互いのスタンドを出す・・・・。
「---------ァアアッ!!!!」
「---------オオオッ!!!!」
------------来るぞッ・・・・ラッシュ対決だッ!!!!!!
「ドラララララララララララララララララララララララ!!!!!!!!!」
「ァアアリアリアリリアリアリアリアリアリアリアリィーーー!!!!!!!!!」
『ドドドドドッ!!!!!』というこぶしのぶつかり合いが、周りに響き渡る・・・!!!
---------なんて戦いだッ!!! だが-----------
「俺の・・・・勝ちだぁァ!!!!!!」
仗助さんが競り勝ったッ!!!! 男は大きくのけぞる・・・。
そこにあとは---------------トドメをブチかますだけだ。
「ドラララララララララララララララララララララララララララ!!!!!!!!!!」
「グアアアアアアァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
男は悲鳴に近い声をあげ、勢いよく地面に叩きつけられる・・・。
顔は膨れ上がり、男は完璧に気絶した。
--------今度こそ終りだ。それにしてもタフだな。合計60発ぐらいは殴られてるだろう。
「ふうぅ・・・・・グレートだぜこいつはよ。」
仗助は深く深呼吸をし、そしてゆっくりと俺たちの方に向かってきた・・・・。
------------------主人公というのは・・・・都合のいいもんだな。