第20話 別れ「はぁはぁ……」何メートル……いや、何キロメートル走ったのだろうか。もう足が動かなかった。「なんとか撒けたようだな。」「そうだね……」まだ私は息切れでゼェゼェいっているというのにリュウセイはもう何ともないようだ。「ああ、そうそう。」リュウセイがどこからか刀と剣を取り出す。「そ、それって……!?」中断