複雑・ファジー小説

Re: .。○天魔の鎖●.. ( No.8 )
日時: 2012/05/07 18:17
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: iAb5StCI)

第4話                            スパティルまでの道のり

(ドラクエみたいになってます)

私はもしものために地図を持ってきておいた。
えー、スパティルへは南東へ……、

「ご、5キロおおお!?」

昔はね!? 三十メートルのがけ飛び越えられたよ!?
でもね、今は無理だよ。

あの時は仕事のために鍛えてたから……。
でも今そんな身体能力残ってないから!

いや、行くって決めたんだ!!
歩けー!!

途中の道は山を1つ越えなきゃだけどね……。
そして魔物も出るわな……。

「うわあ!!」

い、いきなり魔物!?
紫色をした変な物体が……。

「ほ、炎の精霊よ、我が手に炎よ、集い来たれ、敵を燃やせ!!
 フエゴ!!」

その魔物は中級の炎魔法で簡単にやっつけられた。
弱すぎだろ……。

でもマジックパワーにも限界がある……。

作者「どーも。 解説役の作者です。
   そこで登場するのはこのブイオ。
   このブイオ、攻撃するとMP(マジックパワー)を吸い取れるのです。」

「ドラ●エじゃん!!
 ま……、いいか……」←良くありません

そうこうしているうちに夜はふけていった……。

「なんかいつの間にか日が暮れてるよ!!
 進んだ距離は……。

 ええっ!?
 たったの500m!?」

こりゃあ……先が不安だな……。

「とりあえず野宿しなくては……。
 あ、寝袋忘れた。

 ……木の上で寝よう。」

—翌日—

「まわり……魔物だらけですけど?」

寝起き開幕1戦目ですか!?

「ね、寝てる間に攻撃されなくてよかったというべきなのか?」

やはり慌てふためくのが主人公としての役割!?
あ、主人公とか言っちゃったよ!!

おっと、先に魔物だ。
全体攻撃魔法は一つ使えたな……。

よし、それで一掃だぜ!!

「怒り狂え、雷を司る精霊よ、大地に雷を降り注げ!!
 メガライ!!」

ピカ ゴロゴロゴロ

そんな音とともに周りに雷が落ちた。
魔物は一掃できたが……。

「木に火が燃え移ってるし!

 と、とりまこの魔法で!!
 清らかなる水よ、其れは天の恩恵なり、天より降らし給え!!
 ウォーターレイン!!」

聖なる雨が降り、木についた火は消えた。

ぜぇぜぇ……。
よく雨降らせる魔法知ってた私!!

さすがにMPの使い過ぎで30/125だよ……。
雷全体 雨降らし。
これMP約48使うんだよ……。

「もう!!
 うわーもうお日様が頭上に来てる!!!
 
 急がなきゃー!」

ナナは走っていった。

—夜—

「な、なんとか3キロ地点まで到着!!」

山の中腹まできたとこで体力的にも精神的にもダウン。
オマケに何も食べてない……飲んでない……。

リュックの中をゴソゴソと探ると、水とおにぎりが一
つ出てきた。

「ktkr!! 誰がいれてくれたんだろう?」

私は入れた記憶がない。
そもそもリュックなんか持ってきてたっけ……。

……うーん、考えても仕方ないよね。

と、いうことでおにぎりを食べてこの日は眠った。

—翌日—

「こんなのんびりしてる場合じゃないことに気づきました。」

今、気づいた。

「こうしてる間にも兄ちゃん達が何してるか分からない!
 もしかしたら……生贄にされてるかもしれないじゃないかああ」

早く先に進まなきゃ。
這ってでもスパティルに着くぞ!