複雑・ファジー小説
- Re: 六花は雪とともに【参照900突破感謝会〜以下略〜更新!!】 ( No.176 )
- 日時: 2011/12/14 18:51
- 名前: 火矢 八重 (ID: wVDXtEbh)
番外編 後書き
どうも、こんばんは。火矢八重です。やっと第二部の番外編を更新することが出来ました。この二つはとにかくやりたいと思っていた物なので、かけて良かったです。
ここからはネタバレとなっております。番外編を読んだ後にご覧ください。
参 流るるままに
昔、女の子なのに一人称が「オレ」といっているお姉さんがいました。兄の同級生で、何時も私の世話をしてくださった方で、憧れの存在でした。
その人は確かに男勝りでしたが、女の子らしさもありました。腕っ節も強く、面倒の良い人だったので、見つけた途端べったりしてましたw 夕顔は、その人がモデルになってます(夕顔は性同一性障害ではないですよ。念の為)
昔は男尊女卑の世界でしたが、今は男女平等が訴えられています。ですが、時々私はそれが間違っているのではないかと思う時があります。
確かに男女は権利を等しく持っています。しかし、男らしさ女らしさを否定するのは変だと思うのです。
作中で夕顔が語っているように、男には男しか出来ないことがあり、女には女しか出来ない事が多くあります。それを見誤ってはいけないと思います。
それは、それぞれ想う事が違っても良いと思います。女の子はおとしやかじゃないといけないー、なんてことはないし、男の子だから泣いちゃいけないー、なんてこともないです。大事なのは、別の価値観を持っている人が多々いることを忘れないことだと私は考えます。
ちなみに寝所が変わっているというアイディアは、昔ベッドから落ちたり、寝ぼけてリビングでぐっすり、なんてことが元ですww
肆 六花とともに
このお話は雪乃視点です。
杏羅は今だからこそ『受け入れる』という強さを持っていますが、それを手に入れるまで後悔や辛さを味わっていたのだと思います。なので、最初は雪乃の告白を拒否するんじゃないかなあ、と思いました。
この世界は妖と人は別のモノとして描かれています。しかし、必ず交わらないモノではない、とも書いています。例えば、犬には人間の言葉は解りませんが、「おすわり」や「まて」は出来ると思います。妖と犬を一緒にするのは妖信者(笑)の私としては気が引けますがw
始まりがあれば終わりもあります。ですが、私は出来事が「永遠」に続くよりも、「楽しかった時間」が想い出に残るほうが素敵だと思うのです。
皆さまはどう想うでしょうか。是非聞かせて欲しいです。
さて、このお話もいよいよフィナーレを迎えようとしています。
雪乃は一体どのように帝と戦うのでしょうか? 雪乃の戦いを最後まで見届けてもらうと嬉しいです。