複雑・ファジー小説

Re: 六花は雪とともに【絵を書いてくれる方募集中☆あ、コメも!】 ( No.43 )
日時: 2011/11/15 20:18
名前: 火矢 八重 (ID: wVDXtEbh)

第一部の後書き 

こんばんわ、火矢八重です。やっと第一部が完結しました。次からは第二部になります。
このお話は元は絵本にしようと思ったのですが、断念して結局放置していましたwそれを掘り返したものですw
ここから先はねたばれとなっております。


序章 昔話のハジマリ
 この章は八重もお気に入りな章です。特に周りの大人に好評でした。
 この語り手は誰か、また誰に向かって話しているのか、見当付く人はいるかなあ?一応ヒントは沢山だしています。最終章で明かされるので、最後まで付き合って頂けたらなあと心から思っています。


第一章 優しい雪女
 雪乃登場です。雪女は雪山に迷い込んだ男を凍死させるという、恐ろしい妖として語られていますが、小泉八雲が海外に紹介した「雪女」は、人間である男を好きになってしまう話です。
 雪のように儚くも強い少女、そんなイメージで書きました。


第二章 春の女神
 佐保姫登場。実は最初、「春の妖怪」を探していたのですが、全く見つからなくて、結局「春の神」を探すことにしました。
 Goo○leで探したところ、一発で出てきました(あの苦労は何だったんだ)。そしてその佐保姫の祀られている場所を見ると、奈良県だったのでもっとびっくりしましたw(このお話も奈良県奈良時代ですので)
 ちなみに、記紀の狭穂毘売(さほひめ)とこの佐保姫は全く関係ありませんのであしからず。


第三章 名を呼ぶもの
 雑になってしまった第一弾。反発しあいながらも認め合う友情を描きたかったのに、なんだこの雑さは。
 色々試行錯誤しながら、私のばあさまに助けてもらいました。
 実は、雪乃にとっては生まれて初めての親友なのです。そこのところは第二部で明かされます。
 ツンデレな人魚を、これからもよろしくお願いします。

第四章 似た者同士、違う所
 雑になってしまった第二弾。これも失敗してしまいました;
 ちくしょう、何故なんだ!何故女の子ばっか書くと失敗するんだ!(それは作者に女らしさが足りないから)
 最初は「雪乃が芙蓉に鱗の薬を頼み、芙蓉が反発しあいながらも雪乃に与える」という話だったのですが、字数の問題で芙蓉が自ら歩み寄る形になりました。

第五章 雪女の恋
 一度も恋愛したことのない私が、こんなにすらすら書けるなんて不思議です。この章も周りに好評でした。
 男の子が入ると、自然とすらすら書けるのが不思議です。
 雪乃には恋をしてもらおうと思って、「相手をどんな性格にする」か考えた時、ふと「筋金入りの天然で何時もはおっちょこちょいだけど、相手を受け止める覚悟がある青年」と思いつきましたwちなみに杏羅は最初は「メノウ」という名前でしたが、何となく響きが悪かったので、サンマ様にお願いして決まった名前です。サンマ様、有難うございました。
 いつもマイペースで時々私をいらつかせた親友を思い出しながら書きました。



 と言うわけで、第一部完結です。次は第二部になります。
 第二部で、雪乃と周りの人々の想いや考えを、書いて行こうと思います。
 付き合って下さった方、本当にありがとうございます。では、第二部へ!