夜、風音は花畑でねっころがっていた。 すると、向こうから人があるいてきていた。 その人は、香欄の息子である。 「風音、なやんでいたのですか?」 「うん…。ちょっとね…。」 「無理にいかなくても…いいとおもいますがね。代わりに他の人 がいってもいいんだし。」 「…私、命者だから。戦う。」 「風音…。」 「決めた!私、旅にでる!」 「桜帝、元気にしててね。」 旅にでる。