複雑・ファジー小説

Re: 十二支と命者と妖たち 2話【後】 ( No.17 )
日時: 2011/12/29 20:53
名前: ガリュ (ID: kG84zh4.)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id

風音は香欄に決心を伝えに、夜十二時少し前、

 桜郷部屋にいた。

    よく知らないが待合室のようなものである。

 「風音様、香欄様が…。」

   「はい。」


  風音は香欄の前にすわった。

   「風音、決心は…。」


    「……いきます!私は力がある。だからいきます。」

   「わかった。では、今渡しておこう。」

 すると、香欄は前においていた小さい巾着袋を風音にわたした。


   「これは?」

 「必要な時にあけなさい。きっと役にたってくれるでしょう。」

  「はい。」

 「必要な時いがいはあけてわならぬ。」




    「はい!」





   風音は立ち上がり。

  
     
 去っていった。

    「私は、みんなのためにがんばりたい。」