複雑・ファジー小説

Re: 十二支と命者と妖たち 七章【前】 ( No.39 )
日時: 2012/01/02 18:57
名前: ガリュ (ID: kG84zh4.)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id

「私に…誰かを守れるのでしょうか?」

「………どうやら、花巫女のことで悩んでいるようだな。」

風音はおどろく。なぜ花巫女のことをしっているのか。

「知っている。あのことを。みていたからな。」

「…そうですか。」

「おまえ自身で考えよ。もう、答えはでているはずだ。」

「私は…。」

「さあ、私の背にのれ。藍のところへ行こう。」

「はい。」

風音は紅にまたがりくりぬいた窓から外へでた。

「すご…い。」

「…おまえの…決心は…?」

「…私は………守りたい!」

風音は泣きながら決心をつたえる。

涙は地上へとおちていった。




「…?…雪が…降ってない?」

風音は不思議そうに空をながめる。

「ああ、それは私が目覚めたからであろう。」

「!?この雪は雪さんが降らしているのではないのですか?」

「ちがう。雪は雪女ではない。私達が眠っていたことにより、

 降っていたのだ。」

「じゃあ、雪さんは…、雪女じゃ…ない!?」

「ああ。自覚してしまったようだ。」

「だったら雪さんはなんだっていうの?」