複雑・ファジー小説

Re: —風桜雷槍—十二支と命者と妖たち 十二章【中】 ( No.64 )
日時: 2012/01/11 19:22
名前: ガリュ (ID: ia9Umcvq)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id

風音と柊は早乙女に無理矢理つられてこられていた。

そして今は、城の中にいた。

「ようこそ!僕の御家に♪」

「…ここ…貴方しかいないの?」

風音がそう聞いたのは城の中が小汚く静かだからだ。

「うん!ここには僕しかすんでいないよ♪」


早乙女があまりにもズバッとこたえるので風音たちは驚いていた。

「あ、お茶とお茶菓子もってくるね♪」


 「あんんまり気をつかわなくて…。」


「いいから♪」

そう言うと早乙女は小走りでどこかにいってしまった。

「…柊くん。ひさしぶり…だね。」

 「ひさしぶりって…まあな…。」



 「私ね、あの後大観音の塔にいったの。」

「そうか…。」



そんな話をふすまの奥から早乙女は聞いていた。