複雑・ファジー小説

Re: —風桜雷槍—十二支と命者と妖たち 十三章【中】 ( No.67 )
日時: 2012/01/17 20:39
名前: ガリュ (ID: ia9Umcvq)
参照: http://loda.jp/kakiko/?id

風音がみたものは、玄妖とは思えないほど美しい妖であった。

  よく妖をみると、足には矢が刺さっていた。

そのせいで出血し、美しい毛は血で紅く染まっていた。




  「…もしかして、素妖だったり…する…かな?」



    酉は炎の近くに着陸する。

 「痛くて、暴れてる…の?」




    妖は風音をみつけ風音に向かって吠える。