そして数分後—。静かな森(山)の奥まできていた。 「たしか…ここいらへんに…。」早乙女は当たりを見回す。「ここいら…へん…?あれじゃない?」風音は見つけた泉を指差す。「あった…。ありがとう…!」 早乙女と柊は泉に雷雨の上半身をいれる。すると、雷雨は喋りだす。「礼…を…いう…。それより…清龍様たちを…とめてくれないか。」 「清…龍…?」