複雑・ファジー小説
- Re: 罪とDesert Eagle 【危機発生中〜♪】 ( No.104 )
- 日時: 2011/12/31 16:55
- 名前: 檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc (ID: S20ikyRd)
- 参照: 答え発表〜
第四話「事態は深刻」
う……う。俺は今どこにいるんだっけ……
自分の頭の片隅から記憶を取り出す。
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
神奈
ベートーベン
ベートーベン
ベートーベン
ん? なんかあったような……
そうだ! 神奈の危機が危なかったんだな。で、俺は
【布団で寝ているんだ!?】
眼を開いてみると【俺に馬乗りしている神奈の姿】が見えた……
夢だな…… 【なぜか頭から血が流れているが】。
至福の笑みで寝ようとしたが神のゆるしは無かった。
「和君! 起きて! 」
天使には悪いが硬い精神を持って寝させてもらうよ。
「もう一度アレで殴るよ!」
「はい! 起きました! ばっちり起きています! 」
精神なって知るか!釘バットで殴られたら一貫のお終りだからな。主人公が死んでいいものか!!
「ねえ。これどうする?」
これって、左には日本刀や拳銃、クナイ、骸骨印の水筒。右には、積み重なっている黒服の皆様のことですか?
そりゃもちろん
「捨てろよ」
「わかった♪」
神奈がでかいゴミ箱を二つ持ってきた。片方は赤、片方は青。赤が可燃ごみ、青が不燃ごみだな
「日本刀……もらっとこう。拳銃……青。拳銃の弾……いらん。青じゃ! クナイ……もらっとこう。骸骨印の水筒……捨てよう、危なすぎるだから赤だな。黒服の御一行……赤にいれよう」
「待って!!」
「何だ?」
神奈が含み笑いをしている。これは、仕返しをしようとする顔だな。一般人なら満面の笑みというだろうが、この笑みは幼馴染だからわかる。とても【危険】だ。
「郁音さんに渡しましょう。」
「何を?」
骸骨印の水筒は駄目だ! あれを渡したら俺は……俺は……殺される!
「御一行(10人)ですよ」
「なぜ?」
「郁音さんに【実験材料】として渡してあげると喜びますよ」
「なるほど〜」
いったい、この神奈の婿になるのは誰だろうか…… そいつは早死にするだろう……
こうして、御一行を姉にあげて俺らは学校に登校した。
同時刻
「よくも、我が弟を倒してくれたな!」
「そうだな!」
「そうだ!」
「お礼参りじゃ!」
それぞれ【頭部、左腕、右足、左足に鎧を付けている男4人】が校庭で立っていた