複雑・ファジー小説

Re: 罪とDesert Eagle 【そろそろ合作発表】 ( No.111 )
日時: 2012/01/01 19:24
名前: 檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc (ID: S20ikyRd)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

『これはカオスだろ(後編)』(『今年の年末は厳かに過ごすぞ!』の続き★)


「「「すみませんでした」」」
お寺で謝罪会見を行っている俺ら三人……
「落ち着けばいいのに…… まったくなんですぐ喧嘩になるのかな〜」
溜息とともに笑ったアリー…… かわ…… いかん! 邪念を払うためにここに来たんだ!
「説明、遅れたね。俺の名は————」






「男A」
「いや違う。長髪だ」
「RPGキャラでしょ」
「ちっがーう! なんだそりゃ男Aって。モブキャラか! 長髪なんて名前じゃないだろ! RPGキャラって……」
「「「よっ! ツッコミ!」」」
「……俺の名はフォンシエ・コンテスティなのに……」
「どんまいよ」
「ありがとう。後でお茶奢るよ」
ん? これは危険な雰囲気……
「いいの! フォンシエさんやさしいな~」
「いいえ。これぐらい普通のことですから」
正反対コンビが談笑しているぞ。これはいけないことじゃないのか?
「なァ、ユウト。」
「? なんだ?」
「天使のアリーと、くさった死体の男Aがいちゃついてるぞ」
「それはいけないことだな。すこしばかりお仕置きするか?」
「いいね! やっちゃおうぜ!」
俺は銃を片手に、ユウトは魔剣を手に飛びかかった。
「それでね…… ? お前ら、止めろ!  止めてく……」
同時に脳天へ武器をぶつけてやったぜ☆

俺らは、順番が来るまで楽しく自分の世界について話していた。
「ギルベルトというやつがさあ、これまた強いんだよ」
「そうなんだ! なんで?」
「勇者だからだってさ。もうチートでね」
「そいつと殴りあいたいな。俺『主人公』だし」
「俺は、『最凶の勇者』だし」
「なんで喧嘩になるの! まったく……」
こうして楽しく談話していた。

「次の方どうぞ!」
係員が柵を通らしてくれた。順番は俺、ユウト、アリー、フォンシエだ。
「じゃ、俺からな」
「待て、一緒にやろうぜ」
今、ユウト笑ったな。さては……
「○×△※%#‘&*+」
耳元でユウトがささやく。
「なるほど〜さすがだな。ユウト。じゃやるか」
二人で仲良く綱を握り、【おもいっきり】綱を引いた
「「いけいけドンドン!!」」








【鐘楼がふっとんでいった】





「さぁ、帰ろうぜ」
「そうだな。ユウト!」
「「HAHAHAHA!」」
俺ら(二人)は仲良く帰った。呆然としている人々たちを残して


とはいかなかった。
「なにやってるの!」
「お前ら、ギル並みの馬鹿か?」
「「すいませんでした」」

こうして、年末を過ごした。

姉貴がどうなったか?
彼らと別れて帰ってきたら【鎖】を持って玄関で立ってたよ