複雑・ファジー小説
- Re: 罪とDesert Eagle 【重要な話更新】 ( No.232 )
- 日時: 2012/02/15 20:53
- 名前: 檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc (ID: S20ikyRd)
武器集
デザート・イーグル……威力が非常に高く、反動が大きい事でも有名な拳銃。レベルⅡのボディアーマーも貫通するぐらいの強さを持つ。
弾薬の「.50AE」は発売当時、最強の威力を持つ拳銃用弾薬とされており、現在でも一般販売される自動拳銃用弾薬としては最大の威力を持つ。
ドラグノフ (SVD)……1963年にソ連軍が制式採用した自動狙撃銃(セミオート狙撃銃)。形はAKに似ているが、口径が異なる為AKの弾を使用する事は出来ない。光学スコープには夜間用の赤外線探知機も備えられており、夜戦にも使う事が出来る。ただ1メートル20センチも長さがあり、狭い所や車内では取り回しが良くない為、伸縮ストックのSVDSも開発された。
トカレフTT33……1933年に旧ソ連で発表された自動拳銃。第二次世界大戦で旧ソ連軍によって使用され、ベトナム戦争でも北ベトナム軍によって使用された。部品数を最小限に抑え、貫通力が高い7.62mm×25mm弾を使用し、防弾チョッキもある程度のクラスなら貫通してしまう。西洋ではあまり話題に上がらない銃だが、日本ではヤクザが持つ銃として一般人からの知名度が非常に高い。現在ではマカロフの影に埋もれて東側諸国でもあまり使われていない。
AK−47……世界で最も多く使用されているアサルトライフル。通称カラニシコフ。旧ソ連軍の戦車兵、ミカエル・ティモフェビッチ・カラニシコフ軍曹が負傷した際に病院で設計した物で、ドイツのMP44を参考に設計された。AK47は1947年にソ連軍に採用され、東欧、中国、東南アジア、中南米、アフリカの共産圏に輸出、またはコピーされ、安価で単純設計な事から第3諸国などでも採用された。以後、共産国軍、ワルシャワ条約加盟国軍の代名詞とも言える銃になった。その亜種は500種を超えるとも言われ、全世界でコピーも含めれば7000万挺も生産されたとされる。西側諸国でも米軍の特殊部隊やフィンランド軍、南アフリカ陸軍、イスラエル軍などがAKの亜種を使用し、兵士からも信用度が高い。反動が強い事、銃声がうるさい事、マガジンが長い為に伏せ撃ちに不利な事なども指摘されているが、威力が高い事、M16の様に風で弾道が曲がる事が無く、故障も少ない事から寒冷地や砂漠などの過酷な状況下の戦闘でも耐えられる事が最大の利点となっている。世界中の紛争地域で使用されている事や、共産国の代名詞とも言える銃な事からメディアなどで見かける機会は多い。現在のロシア軍や北朝鮮軍は改良型のAK74を採用しているが、その他の国や混乱地域ではAK47が現役で使用されている。モザンビークの国旗、国章にも独立の象徴としてAK47が描かれている。
ベレッタAR70……イタリア軍が現在使用している代表的なアサルトライフル。1960年代にベレッタM59(ベレッタBM59)の旧式化に伴う新型軍用銃の模索として60年代に開発が始まる。西側諸国の銃を参考に設計され、様々な試作品を軍にテストしてもらい、最終的に採用が決定したのがこのベレッタAR70となった。採用後も改良に余念がなく、数年おきにコロコロと形が変わる。亜種も豊富に存在する。
SIG P239……ドイツのSIG SAUER社が開発した自動拳銃。装弾数は少ないが、手の小さな人や女性にも握りやすくなっている。
89式自動小銃……自衛隊が64式小銃の後継として採用した突撃銃。世界的な小口径化の流れと、軽量化、生産効率の向上化などの改良も含めて主に西側諸国の突撃銃を参考にして開発された。1978年に試作品が完成し、1989年に正式採用された。バイポッド標準装備、3点バースト機能装備と、海外の銃と比較してみると結構豪華な作りになっている。なお3点バーストの機能構造は複雑な為、3点バースト機能機構のみ取り外して使用する事もできる世界的にも珍しい機能が付いている。また、セレクタレバーの順番も安全→連射→3発→単発となっており、こちらも世界的には稀有である。日本では銃器を製作できる会社がごく僅かに限られており、競争に乏しい事から89式小銃一丁の値段が約30万円もしてしまうが、(ただし前期の64式小銃と比べると、大幅なコストダウンとなっている。)性能は高く、小柄な日本人が扱いやすい様にも配慮されている。