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人気者情報局Part４

「これはさすがに不味いよね」
とディレクターが渋い顔で答え
「警備員が30倍は欲しいですね」
美術番長が苦笑しながらつぶやき
「でも、出さないと殺されますよ？」
策士が真剣な顔つきで考える。
全員一貫して
————　できたら載せたくない人だよな……　————
という心境だった。
「よし!　タイタニック号に乗ったつもりで載せてみよう!」
「番長!　沈みます!　死亡フラグです!」
「死亡フラグ何それ？　食えるの？」
ディレクターは慌てながらマイクを掴んだ。
「警備員へつぐ。直ちに軽装備を重装備に替え、テレビ局を死守せよ。繰り返す、テレビ局を死守しろ」
「神奈さん。放送OKです」
「策士君……　わかりました」
神奈は作り笑顔で解説を始めた

————厚木陽子——————————————
名前/フリガナ「厚木陽子/アツギヨウコ」
性別「女（？）　いや、完全なる女性です」
年齢「29歳」
容姿「細い体で黒い髪のポニーテール。まあ美人……すいません!　美人です!　ラフな服装が好きだそうです!」
性格「過激（……なんでテロリストじゃないの？）　照れると銃を乱射する性格」
能力「なし（嘘だろ？　いやほんとです）」
部署「戦闘学部普通科突撃会教授」
武器「トカレフTT33など、攻撃力が高い武器（これ以上強くてどうするの？）」
戦い方「殲滅」
武術「わからない……というか知りたくない……」
全体ランク「S」
　　　　　←頭脳ランク「A」
　　　　　←体力ランク「S」
　　　　　←能力ランク「F」
一人称「俺」
二人称「おめぇ」
過去「闇に包まれている。聞こうとした生徒は複雑骨折したらしい……」
—————————————————————————

「第一防衛線破られました!　目標、二階へ侵攻中!」
「第二次防衛線へ!　いったん引いて背後から襲え!　奇襲で時間稼ぎだ!」
「了解!」
策士君がマイクを掴んで一生懸命指示を出しています。さすが統率科……でもなんか青くなってきた居るのは気のせいでしょうか……
————テレビ局が戦場に見えるのは私だけでしょうか？————
「何が何でも人気者情報局は守るぞ!」
「おお!」
皆さん、赤い鉢巻を巻いていましてかっこいいですね……
————めんどくさくなってきた!!————
Part5へ続く