複雑・ファジー小説

Re: 罪とDesert Eagle 【オリキャラ募集】 ( No.49 )
日時: 2011/12/19 19:32
名前: 檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc (ID: S20ikyRd)
参照: 淵東 静馬登場!

第四話『進め! 逮捕しろ!(ゴー!ゴー!ゴー!)』

平和記念公園の西立山ゲートの傍には白鳥の湖がある。その真ん中の島で狼竜五郎は周りの物を【素手】で壊していた。彼は退屈で、暇で、まるで【「国家特殊公安官」が必ず来るように】行動をしていた。
「誰も来れねえのかよ! まったく国特もシケたもんだぜ」
顎を撫でながら瓦礫が散乱している風景を眺めていた。だるく立ち上がると野次馬の方へ歩き出した。野次馬はあまりにも【大きすぎる巨漢】に驚き、恐ろしさから竦んでしまった。五郎は手で人の首をつかみ湖の方へ投げた。大きい音を立てて湖に落ちると野次馬は一斉に走り出した。
「これぐらいやれば来るだろう。さぁ来い!」
どっしりと座り、顎を撫でていた。そこへ五郎の言う通りに黒パーカージャケットを羽織り白いカッターシャツを着てダメージジーンズの男がやってきた。
「餓鬼、これよくやったな。」
男……いや淵東 静馬が口悪くしゃべった。それに怒らず逆に喜んで
「お主、国特か? じゃやろうぜ!」
五郎は相手の返事を聞かず走り出した。それを一瞥すると火炎瓶を瓦礫の中に放り込んだ。
「おお! やってやる餓鬼!」
瓦礫に着いた焔を横から五郎に向けて噴射した。
「ぐわぁ!? なんだ今の?」
五郎は焔が直撃し、ひどいやけどを負う前に逃げた。
「俺が配属しているのは機甲特科だぜ。オメェには強すぎる相手だぜ」
そうきっぱりと勝つ宣言をした静馬に対し五郎は
「そうか。では俺も【本当の喧嘩】ができるわけだな。」
そういうと右腕を構えた。静馬は焔の拡大していった。周りの空気が少なくなってきており苦しんでいるのはどちらともだった。
「ひさしぶりに行くぜ!」
五郎はそういうと右腕を構えた。そして
「終わったぜ。まだまだ弱いな」
座り込みなにかを眺めていた。
「何言ってるんだ? 餓鬼?」
静馬の疑問はすぐ解決した。直後に【真空波】が当たった。
周りのゴミを蹴散らし静馬は吹っ飛んだ。
「ゴフ!」
致命傷は避けたが顔や足からは血がでていた。
「くそ。ここじゃ戦いにくい……」
言い訳のように聞こえるが、静馬の能力的に広い場所は苦手である。さらに【見えないほど速い攻撃】はさらに不利である。
「追い詰めるか。それとも救援を待つか。」
悩んでいるところに六人が現れた。まるで救世主のように……
「待たせました。僕はリーダーの桜策士です」

 さぁ、敵をぶっつぶせ!