複雑・ファジー小説
- 第一章 妄想腐女子とコスプレ美少女 ( No.3 )
- 日時: 2012/04/26 18:19
- 名前: 緋賀アリス (ID: 35AN48Qe)
孝子「ゥェヒヒwじゃあね」
蒼乃「キモい。じゃあね」
こいつ、彼氏(笑)と帰るつもりだな…いいだろうリア充なんて知らない…私には部活が……そうさ!パソコンの中だけが私のリアルなのさ!
………ん?私の部活が何かって?
うん帰宅部だよ……ワラエネェヨ
〜自宅〜
「一樹…一樹なのか?」
「そうですよ杉田君」
再開した二人は熱い口づけを交わし結ばrほああぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ!
今この部屋に牛乳があったなら一瞬にしてヨーグルトにすることができるな。いいえそれはケフィアですね。
「久々にスレ版でも見るか……」
とホームページを開くと、何やら胡散臭そうなバナーが張ってあった。
「呪いで困った事はありませんか?」
少し気になったので開いてみる。
「呪いの悩み引き受けます倶楽部」
そのまんまじゃないか。と内心でツッコミを入れた。
しかしよく見ると近所じゃないか。
こんなふざけた事務所(?)が近所にあるとは………
まぁいいかと思い。スレ版に行き爆笑スレを楽しむ。
しかし気づいたらもう夕飯時。
まぁ家は共働きだから関係ないがな…
家の両親はいつも深夜1時頃に帰ってくるのだ。つまりは12時頃までは、パラダイスな訳だ。(たまに過ぎても遊ぶがな)
結局パソコン三昧でに夕飯を食べたのは11時頃
その後、今日は珍しく何処か眠くてすぐに寝た。
アレがやってきたのはその時だった。
……黒い羽が辺りを舞っている。そして誰かの甲高い笑い声。鳴り響く金属音。そこには黒いゴスロリを纏った少女と……何だろう…足がないのか?しかし浮いている、とにかく異形の女性がいた。
少女「今日こそ決着をつけましょう………「鏡」の魔女」
どうやら女性は「鏡」の魔女というらしい。
突然二人はぶつかりあう。
鏡魔女「アヒャヒャアヒャヒャ」甲高い笑い声の主は彼女だったのか。
笑いながら透明な何かの破片を少女に向けて無数に放つ。
少女「エリザベス今よ!」
彼女が叫んだ瞬間巨大な骨だけの腕が地面から出て彼女を包み、もう片方の腕で鏡の魔女を殴ろうとする。けたたましい音と共に少女は黒い翼を広げて鎌を魔女に向けて振りかぶる。
少女「これで終わりよ」
少女は鎌を降り下ろす。しかし手応えがない。分身なのだろうか。少女は急いで振り返る。
鏡魔女「キヒャャキヒャャヒ」
少女「…!カオスクラッs
少女に幾つも破片が刺さった。少女が倒れると同時に、魔女は去っていった。
蒼乃「……夢?」
ゆっくりと目を開けると目の前に髪の長い女が立っていた。ただ顔がよく見えない、動けない、金縛りだろうか。
蒼乃「……誰?」
髪の長い女は何か話している。けど聞き取れない。何を言っているんだろう?
すると彼女は私を指差した。
………?!急激な睡魔に襲われ、又眠りについてしまう。
…朝だ…昨日の夢、何だったんだろう。
そんな事を考えながら起き上がろうとして、ベッドについた右手の甲を見ると…
青色の魔方陣のようなものが入れ墨のように入っていた。