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複雑・ファジー小説
- Re: 主はそれを運命と呼ぶ 夢喰らいと悪魔憑き ( No.23 )
- 日時: 2011/12/22 11:10
- 名前: 李友 (ID: LuHX0g2z)
第11話
「…ふふ、なんだ。僕の事知ってたんだ。」
知ってるも何も、最近それを習ったばかりなんだ。
知っていて当然というべきか。
それも解らないほどの馬鹿ではない。
数学の点数はあんまりだけど…。
「ねぇ、その…兵士はどうしたの?」
夢喰らいはふとしたように、振り返った。
「ああ、この人たち?君のせいだよ。」
「…ん?」
私のせい?
な、なぜ。
逆に被害者、この人たちに襲われた被害者だというのに、彼は何を言っているのだろうか?
「まぁ、説明は面倒くさいからそんなものは飛ばして…。」
面倒くさがりなんだ。
でも、説明してくれないと納得がいかない。
「まぁ、その話はまたいずれしてあげる。それより、も—」
ずいと顔を近づけ、夢喰らいはじっと、メグの目を覗き込んだ。
じーっと、じぃっと。
反らすことなく。
ふいに夢喰らいはメグの顎をふれてきた。
まさかの緊急事態。
ど、どうしよう?
如何するべきかわからず、ぎゅっと目を瞑ってしまった。
近くで、ふっと鼻を鳴らした音がする。
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